アントワン・フークア
米ピッツバーグ出身。バスケットボールの奨学生として入学したウエストバージニア大学卒業後にニューヨークに移り、夢だった映画の仕事を志す。ヒップホップグループ「Heavy D & the Boyz」のMV監督を手がけてMTVのベスト・ラップ・ビデオにノミネートされ、プリンスをはじめ大物アーティストのMVや企業CMを多数監督。香港のスター、チョウ・ユンファを主演に迎えたアクション「リプレイスメント・キラー」(98)で長編映画監督デビューを果たし、続く「トレーニング デイ」(01)では主演のデンゼル・ワシントンをアカデミー主演男優賞に導いた。以降の監督作にブルース・ウィリス主演作「ティアーズ・オブ・ザ・サン」(03)、歴史大作「キング・アーサー」(04)、アクションスリラー「ザ・シューター 極大射程」(07)、「エンド・オブ・ホワイトハウス」(13)、「サウスポー」(15)など。デンゼル・ワシントンとは「イコライザー」シリーズ(14、18)や西部劇「マグニフィセント・セブン」(16)でもタッグを組んだ。