おばあちゃんがまさかのセリフ「やってやるぜクソ野郎」「奴の顔を剥がしたい」 「テルマがゆく!」チャーミングなモノマネ映像
2025年5月26日 17:00

93歳にして初主演を果たしたジューン・スキッブが、オレオレ詐欺師に立ち向かうおばあちゃんを演じた「テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ」のスペシャル映像が公開された。これまでの名作アクション映画やSF映画など、計17作品に登場するセリフをスキッブがマネする姿を収めている。
本作は、トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」に背中を押されたおばあちゃんが、オレオレ詐欺師からお金を取り戻そうとするさまを描く。
現在95歳のスキッブは、先日カンヌ国際映画祭でプレミア上映が行われ、5分間のスタンディングオベーションが巻き起こったスカーレット・ヨハンソン初監督作「Eleanor the Great(原題)」でも主演を務めるなど、90歳を超えブレイク中。本作ではスタントを用意したにも関わらず、すべてのカーアクションや銃撃シーンなどを自らこなした。

スペシャル映像では、冒頭からスキッブが強そうな声色で自己紹介。鬼才ジョン・カーペンターの「ゼイリブ」から始まり、「ダイ・ハード」のセリフ「やってやるぜクソ野郎」では声を荒げたり、「フェイス オフ」のセリフ「奴の顔を剥がしたい」では怖い顔をしたり、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のセリフ「俺を見ろ」では偉そうに手を広げ、「リーサル・ウェポン」のセリフ「年寄りにはキツイゼ」では顔をしかめたりと、90歳越えのおばあちゃんが絶対に言わないであろうセリフをいろんな声のトーンや表情や身振りを駆使し披露。
そのほかにも、本作が遺作となったリチャード・ラウンドトゥリーさんの代表作「黒いジャガー」や、本作と同じく詐欺集団へのリベンジを描きヒットした「ビーキーパー」の主演ジェイソン・ステイサム、「ターミネーター2」「スカーフェイス」「ダーディハリー」をマネしたりと、恐いセリフを言えば言うほどに、逆にスキッブのチャーミングさが際立つスペシャルな映像となっている。
「テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ」は、6月6日からTOHOシネマズ シャンテ他全国公開。
(C)Courtesy of Universal Pictures
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