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【11月6日はエマ・ストーンの誕生日】出演作がアカデミー賞を次々受賞 “持ってる”人気スターの作品5選

2023年11月6日 16:00

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11月6日に35歳の誕生日を迎えるエマ・ストーン
11月6日に35歳の誕生日を迎えるエマ・ストーン
(C)2018 Twentieth Century Fox

本日11月6日は、エマ・ストーンの35歳の誕生日。11歳の頃から地元、米アリゾナの劇団や即興劇のグループに所属し、2005年にテレビドラマで女優デビューした彼女は、「ゾンビランド」(2009)、「ラブ・アゲイン」(11)などでの好演で注目を浴びた。その後、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ(12、14)のヒロインのグウェン・ステイシー役で大ブレイクし、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(16)では、第73回ベネチア国際映画祭の最優秀女優賞や、第89回アカデミー主演女優賞など数多くの賞を受賞した。

演技力の高さはもちろん、「ラ・ラ・ランド」をはじめ、出演作がアカデミー賞を次々受賞する選球眼の確かさも魅力。“持ってる”ストーンの出演作に対し、絶大な信頼を寄せる映画ファンも多いはずだ。そんな彼女の出演作から、ディズニープラスで楽しめる5作品を紹介。注目される今後の予定もまとめた。


●1.「クルエラ
画像2(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」の悪役クルエラの誕生秘話を実写映画化。パンクムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドンで、デザイナーを目指して切磋琢磨していた夢と希望にあふれた少女エステラは、いかにして悪名高きヴィランに変ぼうしたのか。ストーンがエステラを演じ、運命のいたずらに翻ろうされながら、個性と信念を爆発させ、モード界の伝統を打ち破る姿をドラマティックに表現した。第94回アカデミー賞で、ジェニー・ビーバンが衣装デザイン賞に輝いた。


画像3(C)2018 Twentieth Century Fox

ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督(「ロブスター」)が、18世紀イングランドの王室を舞台に、女王の寵愛を奪い合うふたりの侍女の愛憎劇を紡いだ人間ドラマ。絶対的権力を握りながら、過食による痛風に悩まされるアン女王を演じたオリビア・コールマンが、第91回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた。また、女王の幼なじみで権力を握るレディ・サラ役のレイチェル・ワイズ、貴族に返り咲く機会を狙う新人侍女のアビゲイルを演じたストーンが、そろって助演女優賞にノミネートされた。


画像4(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

メキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、かつて一世を風靡した俳優が復活を狙う姿を描いた物語。ヒーロー映画「バードマン」で世界的な人気を博し、現在は失意の底にいる俳優リーガン・トムソンは、復活をかけたブロードウェイの舞台に挑むことに。主演・演出・脚色を兼ねた一世一代のチャンスだったが、共演する実力派俳優の才能に脅かされ、精神的に追いつめられていく。主演は「バットマン」のマイケル・キートン。ストーンは、リーガンの娘で付き人を勤めるサマンサを演じている。第87回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む4部門を獲得した。


画像5(C)2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

サム・ライミ監督が手がけた「スパイダーマン」3部作(2002、04、07)からリブートされた新シリーズ。アンドリュー・ガーフィールドがピーター・パーカー/スパイダーマン役に抜てきされた。ストーンは、ヒロインのグウェン・ステイシーを演じ、共演をきっかけにプライベートでも恋愛関係になったが、およそ5年の交際を経て破局している。なお、ストーンが「ラ・ラ・ランド」で主演女優賞を獲得した第89回アカデミー賞では、ガーフィールドも「ハクソー・リッジ」で主演男優賞候補になっていた。


画像6(C)2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

1960年代の米ミシシッピを舞台に、白人女性と黒人家政婦たちの友情が、旧態依然とした街を変革していく様子を描いたベストセラー小説の映画化。ストーン演じる、南部の上流階級に生まれた作家志望のスキーターは、黒人のメイドたちに囲まれて育ったが、大人になり、白人社会に置かれたメイドたちの立場に疑問を抱き始める。スキーターが取材を進めると、あるメイドがインタビューに応じ、事態が大きく動き始めた。第84回アカデミー賞で、オクタビア・スペンサーが助演女優賞を受賞した。


▽今後の予定は?
画像7(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ストーンの近況として、まず注目したいのが、「女王陛下のお気に入り」のランティモス監督と再タッグを組んだ「哀れなるものたち」。自ら命を絶った不幸な女性ベラは、風変わりな天才外科医によって、自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。彼女は「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられ、大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線を持つ主人公ベラを、ストーンが自由奔放に熱演。第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞し、来年の第96回アカデミー賞でも旋風を巻き起こすとみられている。

画像8(C)2022 SAVING THE WORLD LLC. All Rights Reserved.

また、ストーンは現在、夫のデイブ・マッカリーとともに映画/テレビ制作会社「フルート・ツリー」を設立し、プロデュース業にも積極的だ。初のプロデュース映画であり、俳優のジェシー・アイゼンバーグの初監督作品「僕らの世界が交わるまで」が、24年1月19日に日本公開される。アイゼンバーグ自身がAudible(Amazonのオーディオブック)向けに作った5時間のラジオドラマを基に、自ら脚本を執筆。ちぐはぐにすれ違う家族のドタバタ人間模様が描かれる。もうひとつのプロデュース作である、フリオ・トレスティルダ・スウィントンが主演する「Problemista(原題)」は、米脚本家組合と米俳優組合のストライキの影響を受け、公開スケジュールが未定となっている。

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