「リトル・マーメイド」大ヒットスタート! トップ10に新作5本が登場【全米映画ランキング】
2023年5月30日 16:00

戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)を控えた5月第4週の北米映画市場は、堅調に推移し、市場全体の累計興行収入は、2023年で2位の数字を記録。ランキングのトップ10には、新作5本が登場しました。
首位は、ディズニーの名作アニメを実写化した「リトル・マーメイド」。まだ見ぬ人間界に憧れる人魚姫のアリエルは、嵐で難破した人間のエリック王子を救い、恋に落ちます。新鋭ハリー・ベイリーがアリエル、ジョナ・ハウアー=キング(「ベラのワンダフル・ホーム」)がエリックを演じるほか、アリエルの父であるトリトン王にハビエル・バルデム(「ノーカントリー」)、魔女アースラにメリッサ・マッカーシー(「ゴーストバスターズ」)を配しました。ロブ・マーシャル(「シカゴ」)が監督、リン=マニュエル・ミランダ(「イン・ザ・ハイツ」)が製作、アラン・メンケン(「アラジン」)が音楽を担当。週末3日間で、実写版「アラジン」のオープニング記録(9150万ドル)を超える9550万ドルをあげ、23年のこれまでの公開作品で4番目となる大ヒットスタートを切りました。
前週トップだった、ユニバーサルの人気カーアクションシリーズの第10弾「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」は、2位にランクダウン。公開2週目の週末3日間で興収2300万ドルをあげ、前作「ワイルド・スピード ジェットブレイク」の2週目の記録とほぼ同じ数字となりました。製作費3億4000万ドルに対し、累計興収は1億ドルとなっています。
ソニーのアクションコメディ「The Machine(原題)」は、5位デビュー。同作はアメリカとセルビアの合作映画で、スタンダップコメディアンのバート・クライシャーが本人役で出演。クライシャー自身の持ちネタを映画化し、マーク・ハミル演じる父とともにロシア人に誘拐される騒動を描いています。週末3日間で、興収490万ドルをあげました。
6位は、ライオンズゲートのコメディ「About My Father(原題)」。スタンダップコメディアンのセバスティアン・マニスカルコが主演・脚本を担い、自身の父との関係を描きました。主人公セバスティアンは、アメリカ人の恋人エリーにプロポーズした後、彼のイタリア人の父サルボとともに、家族ぐるみの旅行に出かけることになります。エリーをレスリー・ビブ(「7500」)、サルボをロバート・デ・ニーロが演じました。製作に、ポール&クリスのワイツ兄弟(「アバウト・ア・ボーイ」)が参加。週末3日間の興収は、420万ドルを記録しました。
7位には、Open RoadとBriarcliffのアクションスリラー「Kandahar(原題)」がランクイン。ジェラルド・バトラーが、アフガニスタンで、イランの核施設に関わる極秘計画から逃れようとするCIA工作員トム・ハリス役で主演しています。アメリカとサウジアラビアの合作映画で、「エンド・オブ・ステイツ」など多くの作品でバトラーとタッグを組んできたリック・ローマン・ウォー監督がメガホンをとりました。週末3日間で、興収240万ドルとなりました。
A24のコメディ「You Hurt My Feelings(原題)」は、8位スタート。作家のベスが、自身の新刊に対する夫ドンの批評を聞いたことで、長年の結婚生活にひびが入るさまを描いています。ジュリア・ルイス=ドレイファス(「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」)がベス、トビアス・メンジーズ(「ウーナ」)がドンに扮し、ニコール・ホロフセナー(「おとなの恋には嘘がある」)が監督を務めました。週末3日間の興収は、130万ドルを記録しています。
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