ウーナ
劇場公開日:2017年7月16日
解説
「キャロル」のルーニー・マーラの主演で、デビッド・ハロワーのオリビエ賞受賞戯曲「ブラックバード」を映画化。13歳の時、父娘ほど歳の離れた隣人レイと許されざる恋に落ちたウーナ。2人は互いに愛し合っていたが、レイは少女と関係を持ったことで逮捕され、4年間の服役の末に町から姿を消した。一方、ウーナは大人になった現在も未だにレイのことが忘れられないまま、行きずりの男と関係を持ち、抜け殻のような日々を送っていた。そんなある日、レイの居場所を突き止めたウーナは、15年ぶりにレイと再会を果たすが……。共演に「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のベン・メンデルソーンとリズ・アーメッド。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2017/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」(17年7月15日~8月18日)上映作品。
2016年製作/94分/イギリス・アメリカ・カナダ合作
原題:Una
配給:「ウーナ」上映委員会
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
ネタバレ! クリックして本文を読む
現実にこんな事あったりするのかな。するんだろうな。
レイはロリコンだったと思うが、ウーナも言うなればオジコンで、不思議なことにロリコンは法で罰せられる。愛があるのに(少なくともウーナには)
ウーナとレイの子供が会っちゃうシーンが印象的だよな…。あの頃の自分と同じくらいの子供。想像くらいついたはずなのに。そんなことにも気づけなかった自分がショックで。相手が完全に別世界にいることがショックで。ウーナはきっと13から引きずってるんだから、一生忘れないんだろうな。
ルーニーマーラ、いつまで若い役できるんだよ、すげーなー。と思ってたけど、アップで見ると年取ったなあ…。それが哀愁際立たせて良かったけどね
あの時、私を愛したのは、恋愛だったのか、小児愛からなのか。恋愛だったと信じるも、成長してからも、その事に囚われて、苦しむ美しいウーナ。真実は?
ルーニー・マーラは役によって、雰囲気が変わって、すごい女優さんですね。
2018年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
大河ドラマや時代劇などでは13歳の結婚もあったかのように記憶してるので、私は何故ご両親に三年後、五年後、結婚出来る歳になるまでお付き合いさせてくださいとお願いしなかったのか?と安易に思うがやはり世間の目、常識などを考えるとなかなか受け入れてもらえない気もしつつ言えない気持ちからの始まり。
終わりがあれば始まりがあってもよいが
終わりの見えない始まりを作るのが盲目の愛という事でしょうか?ルーニーマーラ美しいっすね目が大きくて細くてイヤイヤ美の極みのうえに女優力も高い。
この作品を見て少し様々なことを考えることが出来た
ことでハッピーの時間を頂けました。
2017年11月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
凄く分かりづらい映画だった。
最終的にはすとん、と結論を自分の中に落とし込めたが最後までしっかり観ていても途中で掴める情報が少ない。加えて重苦しくダークな話なので、周りに勧めたい作品ではないかな。
ルーニー・マーラが愛らしく、まさに13歳の時が止まったまま身体だけ成長したみたいなキャラクターに仕上がっていて素敵。こども時代を演じる女の子も将来性あり過ぎ!過去を憂いたり、懐かしんだりするシーンは一つ一つが丁寧で美しい。映像としての完成度は高いように思う。
エンディングの受け取り方が人それぞれみたいで面白いなぁと思ったので、私なりの結論を書きます。
結局レイは単なる小児愛好者。クズ。ウーナが衝撃を受けたような表情で家を飛び出し、レイに「君だけだったよ」と言われながらも何も答えず歩き去って行ったのは、レイの本性を悟って理解したため。
なので、この映画のウーナの行動の目的は『レイがただのロリコンか確認する』だったのだと思う。最初は、あわよくばもう一度系かな?とも思ったけれど。
そう受け止めた理由は、
・レイはウーナを抱かなかった。「君じゃ無理」は、成長してしまったから無理の意味。
・奥さんを抱くとき、目をつぶり、奥さんの声も聞かない。多分ロリ妄想に走ってる。
・父親代わりをしている、と言った養女?とウーナが対面した時の少女からのウーナへの態度は、娘としてのものではなく女の嫉妬と疑念によるもの。
・最後にレイがウーナに君だけだと言うその言い方や態度が完全に子供に対してごまかす感じ。(つまり今も少女に対して同じ事を言っている?)
でも、オチがどうであれこの作品にはあまりに大きなツッコミどころがあって、それは前科持ちが養子(しかも女の子)をとれるの?!という点。名前変えても罪は消えないだろ!という…。そこがあるから最後にレイが「父親代わりをしている」と言ったところで「はっ?!」となったけど、妻もいる以上里親である部分は嘘っぽくはないし、とてつもなく巨大なハテナマークが頭に残ってしまった。もんにょり。