DC映画「ブラックアダム」が首位! ジョージ・クルーニー&ジュリア・ロバーツのラブコメは2位に【全米映画ランキング】
2022年10月25日 15:30

北米映画市場は、3カ月にわたる低迷の末、10月第4週にようやく、週末3日間で累計1億ドルを超える興行収入を記録。上位10作品の累計興収は1億0900万ドルで、7月に「NOPE ノープ」が公開された週以降で最高の金額となりました。
ワーナー・ブラザースのDC映画「ブラックアダム」が、週末3日間の興収ランキングで首位を獲得しました。同作は、ドウェイン・ジョンソン(「ワイルド・スピード」シリーズ)演じる古代エジプトから生き延びたヒーローを描く、DCエクステンデッド・ユニバースの第11弾。オルディス・ホッジ(「あの夜、マイアミで」)がホークマン、ノア・センティネオ(「好きだった君へのラブレター」)がアトム・スマッシャー、ピアース・ブロスナン(「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」)がドクター・フェイトに扮し、ジャウム・コレット=セラ(「ジャングル・クルーズ」)が監督を務めました。週末3日間の興収は6700万ドルで、7月に公開されたディズニーの「ソー ラブ&サンダー」以来のヒット作に。しかし、約2億ドルの製作費の半分にも達しない結果となりました。
ユニバーサルの「チケット・トゥ・パラダイス」は、週末3日間の興収1600万ドルで2位に初登場。「オーシャンズ」シリーズのジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが、娘のスピード婚を止めるためにバリ島へ向かう、元夫婦役を務めています。ケイトリン・デバー(「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」)がふたりの娘を演じ、オル・パーカー(「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」)がメガホンをとりました。
第75回カンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得した、ネオンのダークコメディ「Triangle of Sadness(原題)」は、上映館を249館増やして、公開3週目にして10位にランクイン。週末3日間の興収は、60万ドルを記録しました。リューベン・オストルンド監督が「ザ・スクエア 思いやりの聖域」に続き、2度目のパルムドール受賞を果たした同作は、ある豪華客船が嵐で遭難し、乗客と従業員のパワーバランスが逆転していくさまを描く物語。ウッディ・ハレルソン(「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」)が、沈没する船の船長を演じています。
シネダイム・エンタテインメントによるホラー「Terrifier 2(原題)」は、週末3日間で興収189万ドルをあげ、先週から2ランクアップの7位。残虐なホラー描写を理由に、上映中に失神、嘔吐する観客が続出していることでも話題に。製作費は100万ドル以下にも関わらず、累計興収520万ドルに達しており、驚くべき大ヒットとなっています。
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