「キャリア最大の失敗」 トム・クルーズ主演「ザ・マミー」監督が懺悔
2022年4月26日 19:45

トム・クルーズ主演の2017年作品「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」を手がけたアレックス・カーツマン監督が、最新インタビューで「人生で最大の失敗だった」と懺悔している。
脚本家のロベルト・オーチとコンビを組み、J・J・エイブラムス企画・制作総指揮のスパイドラマ「エイリアス」に参加したカーツマン。その縁からエイブラムス監督の「M:I:III」「スター・トレック」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」などの脚本を執筆。さらに、マイケル・ベイ監督の「アイランド」「トランスフォーマー」「トランスフォーマー リベンジ」、マーク・ウェブ監督の「アメイジング・スパイダーマン」「アメイジング・スパイダーマン2」などの脚本を手掛けている。テレビドラマでも、「HAWAII FIVE-O」「SCORPION スコーピオン」「リミットレス」「スター・トレック ディスカバリー」などを手がけるヒットメーカーだ。
米Showtime向けの最新ドラマ「The Man Who Fell to Earth(原題)」(デビッド・ボウイ主演「地球に落ちて来た男」のテレビドラマ版)を完成させたカーツマンは、宣伝のためにポッドキャスト「Binge Worthy」に登場。話題が「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」に及ぶと、「プライベートでも仕事でも、私の人生最大の失敗となったのは、この作品だった」と語った。
その理由について具体的な明言は避けたものの、「台所に料理人が多すぎた」と作品に対して口出しする人が多かったことを示唆。その上で、「このような失敗をすることで、私はよりタフな人間に生まれ変わり、より明確なビジョンを持った映画監督に生まれ変わることができたので、とても感謝している」と語っている。
「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」を製作・配給したユニバーサルは、同作を皮切りに往年のホラー映画をつぎつぎとリブートし、同じ物語世界を共有する「ダーク・ユニバース」構想を立ちあげた。だが、肝心の「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」が批評面・興行面ともに期待を大きく下回ったことから、ハビエル・バルデム主演のリブート版「フランケンシュタインの花嫁」、ジョニー・デップ主演のリブート版「透明人間」が製作中止に追い込まれた経緯がある。
(C)Universal Pictures
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