スター・トレック
劇場公開日 2009年5月29日
解説
「M:i:III」のJ・J・エイブラムス監督が、同名人気シリーズを新たに描き出したSFアドベンチャー。主人公のジェームズ・T・カークが、数々の苦難を乗り越えU.S.S.エンタープライズ号のキャプテンになるまでの成長が描かれる。伝説のキャプテンを父に持つカークは、宇宙艦隊アカデミーに入学し、訓練の日々を送る。そんなある時、かつて父の命を奪ったロミュラン人の巨大宇宙戦艦が出現し、惑星連邦の艦隊に大打撃を加える。新造戦艦U.S.S.エンタープライズに乗船したカークは、パイク船長の下、スポック、ウフーラ、スールーら仲間たちと危機を乗り越えていく。主人公カーク役に新星クリス・パイン、スポックに「HEROES/ヒーローズ」のザッカリー・クイント。共演にエリック・バナ、カール・アーバン、ゾーイ・サルダナほか。
2009年製作/126分/アメリカ
原題:Star Trek
配給:パラマウント
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2022年3月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
スター・トレックって
こんなんだったっけ??
基本人間ドラマのはずじゃ・・・
とは思ったけど、
そこだけ抜けば(抜きようがないが)
今風のSF大作としては
充分見ごたえはあるにはあった。
が、やっぱスタトレが観たかったよなぁ、
っていうのが正直な感想。
のストートレック。クリスパインがザッカリー共にいい。ストーリーも快適で何度見ても飽きない原作。
すごい。すごい。ようやくこの世界に入会させてもらいましたが、夢中になる理由がわかりました。きっといろいろ注文はあるんでしょうけど、入門編として大変ありがたいです。理解を深めていくと評価5では足りなくなるのかも...
2021年5月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
果たして自分は今スタートレックを観たのだろうか?
今見終わったSF映画はスタートレックだったのだろうか?
そんな疑問で頭が一杯になってしまった
きっとこれは平成ライダーみたいなものなのだろう
仮面ライダーシリーズではあっても、オリジナルから遥かに遠いのだ
スポックは本当にそっくりだった
ウフーラ(ウーラ)、チェコフ、マッコイ、ズールー(ミスター加藤)、スコッティ、みんな現代的な見た目なのにオリジナルの役者達の面影が確かにある
エンタープライズ号もオリジナルの艦影にかなり近い
圧倒的に詳細なディテールでその勇姿を観ることが叶うのは長年のファンなら感涙ものだ
ラストシーンのオリジナルテレビシリーズのナレーションと音楽を模した部分には胸も熱くなってしまう
しかしブリッジも転送ルームもオリジナルのセットの面影を残した美術になっているのだが、妙に未来的にし過ぎだ
機器の操作音などはオリジナルのものに似せているのは嬉しいのだが徹底度合いが低い
そう、自分は超古い宇宙大作戦のファンなのだ
だからオリジナルシリーズのキャラクターが登場する最初の時代のスタートレックだとの触れ込みで期待して観たら、ガッカリしてしまったクチだ
米国のオタクは、大きくはスタートレックとスターウォーズの2大勢力に分かれる
スタートレックは日本でいえばウルトラマンに当たる老舗コンテンツだ
ウルトラマンもシリーズが沢山有るように、スタートレックもしかり
時代ごとに変わり、ファンもまたそれぞれにいて当たり前だ
21世紀なのだから、新しいスタートレックがあってもいいのだ
それでも古参のファンは矢島正明のナレーションの宇宙大作戦が恋しいのだ
あの雰囲気、あの世界感を現代のSFXで微に入り細に入り徹底的にディテールを追求した「シン・スタートレック」を観たかったのだ
美術セットもレトロフューチャーのオリジナルのものを基本にしてほしかったのだ
本作の宇宙艦隊の制服のように、デザインは同じながらグレードを上げて欲しかったのだ
機器操作卓のデザインは同じでも質感や、ディスプレイに表示されるものをリファインして欲しかったのだ
効果音もオリジナルにより忠実に扱って欲しかった
特に自動ドアのシュッ!という音がないのは寂しいのだ
ワープエンジンの轟音が音階が上がる躍動感を味わいたかったのだ
米国のオタクはこれで納得したのだろうか
平成ライダーみたいなものだと、諦めて子供や孫に観せることで満足しているのだろうか?
忘れさられるコンテンツになるより、新しい世代のファンを作り、新しいシリーズを出し続けて行くことこそ大事なのだ
それは解る
頭では納得している
しかし心は満足していないのだ
「シン・宇宙大作戦」を自分は観たかったのだ
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