祝55歳、まだまだ突っ走る！「ザ・マミー」トム・クルーズの“全力スタント”映像

(C)Universal Pictures

［映画.com ニュース］　7月3日に55歳の誕生日を迎えたトム・クルーズ主演で、往年のホラー映画「ミイラ再生」をリブートする超大作「ザ・マミー　呪われた砂漠の王女」の特別映像が、公開された。アクションシーンのメイキングが収められている。

ユニバーサル・ピクチャーズが往年のモンスター映画を連続リメイクする「ダーク・ユニバース」の第1弾。米軍関係者のニック（クルーズ）は、謎の棺（ひつぎ）に5000年もの間封印されていた古代エジプトの王女アマネット（ソフィア・ブテラ）を目覚めさせてしまったことから、強大な力を持つアマネットに見初められ、執ように狙われる。世界興行収入は3億4400万ドルを突破（6月30日時点）した。

中東の戦闘地域に派遣されたニックは、任務そっちのけでお宝探しをはじめ、相棒のクリス（ジェイク・ジョンソン）共々武装組織の総攻撃を受ける。映像では、激しい銃撃戦のなか、倒壊する建物の屋根を走りぬけるクルーズとジョンソンの姿が描かれるほか、ロンドンの道路を2階建てバスが横滑りし、クルーズが車内に飛び込むアクション、ラッセル・クロウ演じる秘密組織のリーダー、ジキル博士とニックのドッグファイト、森林を舞台にクルーズ自らが猛スピードで車を走らせるカーアクション、見せ場の1つである無重力状態になった飛行機内のアクションの撮影風景が詰め込まれている。

「アクション満載でスリルを味わえる。ワイルドで激しくて奇抜で自由な映画だ」と本作を評したクルーズは、「みんなが誇れるような上質な作品にできれば、幸せだ」と力強くほほ笑む。映像中では、坂を転げ落ちるアクションを自ら演じたクルーズが、「空中で3度もカメラを見るとは、さすがだ。“俺だよ”ってアピールしてる（笑）」と撮影クルーに驚嘆されるひとコマも収められている。

「ザ・マミー　呪われた砂漠の王女」は、7月28日から全国公開。