アイランド(2005)
劇場公開日:2005年7月23日
解説
「アルマゲドン」「パール・ハーバー」のマイケル・ベイ監督が初めて大物プロデューサージェリー・ブラッカイマーと離れて監督するSFサスペンス。大気汚染から守られた清潔な都市で暮らす人々のあこがれは、日々行われる抽選で選ばれて、最後の楽園<アイランド>に行くこと。だが、主人公リンカーンは、その都市がクローン製造工場であり、アイランド行きの当選者は臓器を摘出されることを知り、都市を脱出しようとするのだが。
2005年製作/136分/アメリカ
原題:The Island
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2023年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
平和で幸せな雰囲気だけども、
どこか淡々とした感じのストーリー展開から始まります。
「あっ、これ、何か起こるフラグ立ってる!」
と感じつつ、予想通り、そこから突如、問題発生という流れ、好きです。
本作品のほうが先に世の中に出ていますが、
ストーリー的に、「約束のネバーランド」に似ています。
迫力満点のアクションシーンで楽しめると同時に、
とても考えさせられる映画でもあります。
近い将来、実際に実現しそうなテーマですし、
その際に、「クローン」の人権問題という部分で、どのように議論が行われるのか、
個人的に、とても気になります。
全体的に、見応えのある映画です。
私を離さないで、約ネバと少し似てる?ようなストーリーです。
世界がウイルス感染でボロボロになり生き物が全て死滅した世界で自分たちは運良く政府に助けられ生きられているのかと思いきや・・・
SFアクションが大好きな私にとっては面白かった。
アクションもすごくてお金がたくさんかかってそうです。とにかく派手です。
ユアンマクレガーがかっこいいです
2022年11月12日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
臓器提供映画は暗くなりがちだが、この映画に関しては娯楽性の高いアクション映画となっている。
施設を脱出してからはハラハラドキドキの連続で最後まで飽きさせない。特にカーチェイスや空飛ぶバイクのシーン、ビルの看板から落ちるシーンなどはさすがマイケル・ベイだと感心させられる出来ばえだ。「私を離さないで」を見た時、どうして逃げないんだよ、と思ったが、こちらはそれを素直に実現してくれた。このような展開だと最後はハッピーエンドじゃなければ、救われない。
ただ、臓器提供の是非、生きる意味を深く考えさせてくれた「私を離さないで」と違って、良いか悪いは別にして、中盤からは娯楽アクション映画のように、考えずに感じる映画になってしまった。
気になった点が二つ、
一つはブラックホーク警備の黒人が最終的にジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)を捕まえ車に乗せるが、彼が彼女の涙と手の焼印を見つめるシーン。もしかしたら、逃すのではないかと思った。しかし、結局施設に運ばれ解体されそうになる。体に隠していた銃で難を逃れるが、そもそも彼が彼女を捕まえた時に武器をもっているか身辺チェックをしなかったのは不自然である。後で彼女の味方をするので、あの時の焼印を見た時の表情はその伏線ともとれる。ただ、彼女が銃を持っていなかったら、解体され死んでしまったはずで、あの時の車の中のシーンは無意味となる。だったら、何らかの方法で銃は彼が彼女に渡したような設定が自然だったのではないか。
もう一つは、最後に二人がボートに乗ってハッピーエンディングとなるが、遠すぎて二人が彼らなのか認識できないくらい小さいし、時間も短すぎる。ズームアップにして幸せそうな表情を捉え、時間ももうちょっと長めにして余韻を残して欲しかった。
他にも色々とツッコミどころの多い作品であるが、スカーレット・ヨハンソンの美貌とマイケル・ベイ監督らしいアクションを堪能できた作品であった。
2022年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
動画配信で映画「アイランド(2005)」を見た。
劇場公開日:2005年7月23日
2005年製作/136分/アメリカ
原題:The Island
配給:ワーナー・ブラザース映画
ユアン・マクレガー
スカーレット・ヨハンソン
ショーン・ビーン
スティーヴ・ブシェミ
マイケル・ベイ監督
物語はユアン・マクレガーが朝目覚める場面から始まる。
トイレで小用をすると成分が分析される。
食堂へ行くとさきほどの成分分析の結果に基づいたメニューが出される。
着るものも決まっている。
白い上下の服。
大勢の男女が一緒に暮らすコロニーだ。
しかし男女の交際は固く禁じられている。
生活は厳しく管理されている。
なぜこのように厳格なのかはだんだんと判ってくる。
これは近未来の米国社会を描いた映画だが製作は2005年で、
物語の舞台は2019年となっている。
中盤でユアン・マクレガーはこのコロニーから出ることになる。
同じコロニーで暮らすスカーレット・ヨハンソンと一緒に。
そして、彼らは街で自分たちと同じ顔の男女と遭遇することになる。
巨大企業から追われることになった2人だが、
この後はカーチェイスなど激しい場面が続く。
巨大企業の陰謀、人間の欲望、男女の愛情もちゃんと描かれている。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。