2021年最も注目された映画とは? 映画.com年間アクセスランキング2021 作品編
2021年12月30日 16:00
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2021年も年の瀬。今年は1079本の映画が公開され、様々な作品が私たちの生活を彩ってきました。その多くの作品の中から、映画ファンが注目している映画は一体どの作品だったのでしょうか? 映画情報サイトアクセス数1位>の映画.comで、2021年で最もアクセスが多かった映画をランキング形式で発表します。※
※ 2021年1月1日~12月26日までのアクセスを集計。
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和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化し大ヒットを記録した時代劇アクション「るろうに剣心」シリーズ。その完結編として、4月23日公開の映画「るろうに剣心 最終章 The Final」と合わせての2部作で製作され、第2弾が本作。
4月25日に新型コロナウイルス感染拡大を受けて3度目の緊急事態宣言が発出され、東京・大阪の映画館が閉まり、「るろうに剣心 最終章 The Final」は苦しい立場にありました。しかし、6月1日に緩和された直後の6月4日に「るろうに剣心 最終章 The Beginning」が公開され、2作合わせて鑑賞する人々も増え、アクセス数もともに増加しました。日本映画として初めて、週末の興収ランキングで1,2位を独占するという記録も残しました。
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お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣がプロデュースして製作された絵本「えんとつ町のプペル」をアニメ映画化し、大ヒットした「映画 えんとつ町のプペル」が第9位。
アクセスランキングでは、13週連続首位に君臨していた「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」を破って首位を獲得し、その後3週連続での首位をキープし、映画.comユーザーの注目を集めていました。公開から1年後の2021年12月25日からは、Amazon Prime Videoで配信がスタートしたので、劇場で鑑賞できなかったという方も年末年始に楽しんでみてはいかがでしょうか?
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第10位にランクインした「るろうに剣心 最終章 The Beginning」と合わせた完結編2部作の第1弾。原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに、剣心の十字傷の謎を知る上海マフィアの頭目・縁との戦いが描かれています。
今までのシリーズに続き、緋村剣心役の佐藤健、神谷薫役の武井咲、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優、斎藤一役の江口洋介が続投、さらにこの作品から、新田真剣佑・有村架純が加わり、さらにパワーアップ。映画館の閉鎖や人数制限などの苦境の中でも、43億円の興行収入をあげる結果となりました。
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毎年新作映画を公開する大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版24作目。2020年の公開を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公開が延期され、ファンとしては待ちに待った公開でした。その影響もあり、興行収入も75億円を超える大ヒットとなり、2021年では2番目の興行収入となっています。(12月28日現在)
また、映画.comでは、コナンファンの5人で座談会を実施したり、SNSで皆さんの「推しコナン映画」を募集するなど公開タイミングで盛り上がり、アクセス数が上がる結果となりました。
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ジェームズ・ボンドの活躍を描く「007」シリーズ25作目にして、6代目ボンドを演じたダニエル・クレイグ最後の出演作となる「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」。クレイグが主演した「007」シリーズの根強い人気もあり、興行収入は約27億円、シリーズ5作品合計では125億円を超える大ヒットになりました。
公開された2021年10月1日の前日、9月30日に緊急事態宣言が解除され、多くの映画館の制限も解除されました。映画館検索で利用するユーザーが多い映画.comでも、「007」を大スクリーンで見ようと劇場検索を利用される方も増えました。
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和久井健の人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を北村匠海が主演で実写映画化。さらに、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、間宮祥太朗、吉沢亮ら豪華若手俳優の共演で、若い世代を中心に大ヒット、興収44億円と、2021年の邦画実写No.1のヒットを記録しました。
当初2020年10月公開予定が延期され、2021年7月になったことで、テレビアニメシリーズの放送と合わさり、作品全体として人気を集め、作品や作中のセリフなどが、「TikTok流行語大賞2021」にノミネートや「2021年ティーンが選ぶトレンドランキング」にランクインするなど、2021年の流行のど真ん中に位置づけられました。
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興行収入404億円を記録し、日本の興行収入記録を塗り替え、第44回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞しました。2020年10月16日に公開された作品ですが、映画.comアクセスランキングでは13週連続で首位を獲得し、2022年の年間ランキングでも4位という結果になりました。
2021年10月には、映画に新作エピソードと追加映像を加えたテレビアニメ版「鬼滅の刃 無限列車編」が放送され、12月からは新作の「遊郭編」も放送スタート。2022年もまだまだ「鬼滅の刃」ブームは続きそうです。
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「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「カルテット」など数々のヒットドラマを手がけてきた坂元裕二のオリジナル脚本を菅田将暉と有村架純の主演で映画化。偶然な出会いからはじまった恋の5年間の行方が描かれ、多くの人々の共感を呼び、興行収入は38億円を超える大ヒットとなりました。
映画.comスタッフやライターにもファンが多く、「映画.comが選ぶ、2021年の映画ベスト10」にもランクインしました。
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「サマーウォーズ」「未来のミライ」の細田守監督が、超巨大インターネット空間の仮想世界を舞台に少女の成長を描いたオリジナル長編アニメーションが第2位に。2021年7月16日に公開された本作ですが、12月28日現在でも公開を続ける超ロングヒットとなっており、興行収入は65億円を突破しています。
世界の187人の批評家、ジャーナリストの投票による2021年の映画ベスト50でも、42位にランクイン。さらに、アニメ界のアカデミー賞と言われる第49回アニー賞で最優秀長編インディ映画にノミネートされ、国内外問わず高い評価を得ています。
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庵野秀明監督による大ヒットアニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの完結編が堂々の第1位。ページビュー数では、2位を大きく突き放しての首位となりました。
興行収入としてもシリーズで最も高く、2021年公開作品としては、唯一100億円を突破する大ヒットとなりました(12月28日現在)。庵野秀明監督は、今後「シン・ウルトラマン」や「シン・仮面ライダー」が公開を控えており、来年も活躍が楽しみです。
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今年もたくさんの方々に映画.comを訪れていただきました。ありがとうございました。
2022年も映画.comをよろしくお願いいたします。
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