るろうに剣心 最終章 The Beginning

劇場公開日:

るろうに剣心 最終章 The Beginning

解説

和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化し大ヒットを記録した時代劇アクション「るろうに剣心」のシリーズ完結編となる2部作の第2弾。原作では緋村剣心が過去を語る形式で物語が進む「追憶編」をベースに、剣心が不殺の誓いを立てるに至るまでの物語と、彼の頬に刻まれた十字傷の謎に迫る。剣心に復讐するべく東京を総攻撃した上海マフィアの頭目・縁との壮絶な戦い。その理由は、剣心が「人斬り抜刀斎」と恐れられていた幕末へとさかのぼり、剣心が自らの手で斬殺してしまった妻・雪代巴の存在、そして十字傷の謎へと繋がっていく。かつての剣心の妻・巴を有村架純、シリーズ史上最恐の敵となる縁を新田真剣佑がそれぞれ演じる。緋村剣心役の佐藤健、神谷薫役の武井咲、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優、斎藤一役の江口洋介らおなじみのキャストも再結集。

2021年製作/137分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2021年6月4日

スタッフ・キャスト

監督
原作
和月伸宏
脚本
大友啓史
製作
高橋雅美
池田宏之
千葉伸大
瓶子吉久
森田圭
田中祐介
エグゼクティブプロデューサー
小岩井宏悦
プロデューサー
福島聡司
アクション監督
谷垣健治
撮影監督
石坂拓郎
照明
平野勝利
録音
湯脇房雄
美術
橋本創
装飾
渡辺大智
衣装デザイン
澤田石和寛
キャラクターデザイン
澤田石和寛
VFXスーパーバイザー
小坂一順
スーパーバイジングサウンドエディター
勝俣まさとし
編集
今井剛
音楽
佐藤直紀
主題歌
ONE OK ROCK
助監督
田中諭
長尾楽
アソシエイトプロデューサー
藤田大輔
ラインプロデューサー
宿崎恵造
スケジュール
桜井智弘
スクリプター
佐山優佳
製作担当
村松大輔
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(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会

映画レビュー

4.0シリーズの中で一番時代劇っぽくなっている。原作漫画以上に、傑作とア...

2021年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シリーズの中で一番時代劇っぽくなっている。原作漫画以上に、傑作とアニメファンの間で名高い『追憶編』アニメ版にテイストが近いし、重要な場面で直接の引用もある。この実写シリーズの魅力は、超人的な飛翔などの生身ではあり得ない飛躍と血なまぐさい殺し合いのリアリティが共存するところだが、この作品については、飛躍はほとんどしないでなるべくリアリズムに徹している。それは評価がわかれるところかもしれないが、本作がシリーズの中で異色の物語であることを強調する必要もある。それにやはりアニメ版も飛躍のない本格時代劇として演出されていたことも考えれば、実写映画がそれ以上の飛躍をするのもおかしい。その代わりに剣心と巴の恋愛描写と雪景色の美しさと別の魅力を足して勝負している。画として美しいカットはシリーズの中で最も多かったのではないかと思う。
一点だけ気になるのは、原作からしてそうなのだけど、このシリーズはヒロインがさらわれて助けにいくという展開に頼りすぎなところだ。話の筋を立てやすいのだけど、シリーズの中で何度も使うとちょっと気になってくる。

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杉本穂高

5.0もはや本格的な幕末時代劇映画。本作を見た後に「The Final」を見ると、全てのピースが埋まり本当のファイナルとなる。

2021年6月4日
PCから投稿

「るろうに剣心」という作品は、主人公・緋村剣心が、“斬れない刀”である「逆刃刀」を使うなど、「不殺(ころさず)の誓い」をしているという非常に珍しい設定になっている点が最大の特徴であり魅力でもあります。
1作目からずっと緋村剣心は「おろ?」とか「でござる」といった言葉を使って個性を出していましたが、この5作目「The Beginning」では雰囲気から違います。
通常の刀を使い❝人斬り抜刀斎❞として幕末で恐れられた「伝説の剣客」そのものを描いているからです。
そのため、本作は「本格的な幕末時代劇映画」として捉えるのがいいと思います。
さらに、❝人斬り抜刀斎❞(=緋村抜刀斎)から緋村剣心へと変わりゆく過程を描くため、切ない恋愛模様も描かれています。
このように、これまではどちらかと言えばアクションシーンが多かった作品ですが、本作では意外にも「静」のイメージも強くあります。
この「The Beginning」の最後では「1作目」の最初へと戻る象徴的なシーンがありますが、ようやく「1作目」の時点で何があったのかがしっかりと理解できます。
そのため、続けて「1作目」から見直すのも良いかと思いますが、私は「るろうに剣心 最終章」でセットになっている「The Final」の方を見ると、より感慨が深くなると思います。
それは、「The Final」での最後の強敵となる雪代縁(ゆきしろ・えにし)の行動の背景には「The Beginning」があるため、本作を見た後だと分かりやすくなり、感情移入もしやすくなるからです。
その結果、本当の最後である「るろうに剣心 最終章 The Final」が、いかに深く、アクションシーンのクオリティーも高い作品だったのかが分かり、納得のフィナーレとなるはずです。

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細野真宏

4.5佐藤健と有村架純の目の演技に酔いしれる

2021年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

「るろうに剣心」のシリーズ完結編となる2部作の第2弾。原作で人気のエピソード「追憶編」をベースに、
剣心が不殺の誓いを立てるに至るまでの物語と、彼の頬に刻まれた十字傷の謎に迫る。
全ての始まりが、ここにある。ある意味では、「るろ剣」シリーズ初のラブストーリーと表現することが
できる。佐藤健と有村架純の目の演技、ぜひ劇場で確認してもらいたい。
10年間にわたり携わってきた全キャスト、そして大友啓史監督に喝采を贈りたい。

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共感した! 64件)
大塚史貴

3.0ラブストーリーに特化した作品。拙者ではなく俺、ござるもかたじけないも言わず、すまなかった

2024年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

佐藤健さん演じる抜刀斎は、年齢不詳の容姿とアクションはすばらしい。
有村架純さん演じる雪代巴は、毅然とした態度で何を考えているか分からず、謎めいた雰囲気ですてき。

桂小五郎、高杉晋作、新選組の登場でワクワクした。
池田屋事件もあってかなり興味深いファンタジー。

序盤、緋村のアクションに感激。
巴との出会いや斎藤一の登場など興奮する。

ロケ地が日光江戸村と田舎だけ。
これは今作に対する文句ではないが、重機のない馬車の時代に急に洋風の立派な建造物がどんどん建ったということが、そもそも信じられない。もっと前から赤レンガの立派な建造物があったに違いない。

緋村は「俺」、「すまなかった」と言っていたことが分かったことと、一時的に目が見えなくて巴まで切ってしまったことが分かったことは収穫だが、長尺のわりに情報が少なかった。

巴と緋村の吐息のような台詞と、美しい雪景色が印象的。

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Don-chan(Daisuke.Y)
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