松竹が名作特集、「キネマの神様」公開記念特選DCP上映を全国の劇場で開催!
2021年6月4日 06:00
「映画『キネマの神様』公開記念特選DCP上映」と銘打たれた特集上映は、名作を8つのカテゴリーに分け、各劇場が選択する形で上映するという。
カテゴリーは(1)海外映画賞受賞作/北米(「おくりびと」4K修復版、「二十四の瞳」など)、(2)海外映画祭受賞作、上映作/ドイツ(「小さいおうち」「麦秋」など)、(3)海外映画祭受賞作、上映作/イタリア(「カルメン故郷に帰る」「お茶漬の味」など)、(4)海外映画祭受賞作、上映作/フランス(「東京物語」「うなぎ」など)、(5)海外映画祭上映作/アニメーション(「映画 聲の形」「くもとちゆうりつぷ」「桃太郎 海の神兵」)、(6)日本アカデミー賞受賞作(「復讐するは我にあり」4Kデジタルリマスター版、「舟を編む」など)、(7)ギネスブック認定(「男はつらいよ」シリーズ)、(8)劇場独自選定“キネマの神様”セレクション。
(1)から(7)のカテゴリー全21作品を含む、松竹が選定したDCPリストから、各劇場が独自の視点で作品を選び上映するスタイル。7月30日~9月2日に開催する東京・アップリンク吉祥寺では、7つのカテゴリー(全21作品)を上映予定。劇場独自の選定作品は、沢田研二が出演した「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」(82)、サイレント映画のスターだった岡田嘉子が戦後初出演した「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」(76)、歌舞伎を主題とした溝口健二監督の傑作「残菊物語」(39)となっている。毎週水曜、日曜には、日本経済新聞の映画記者・古賀重樹氏によるトークショーが行われる。
開催劇場や入場料金などの最新情報は、特集上映シアターリスト(http://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=kinetokuDCP)で確認することができる。