とよはし映画祭2021、オンラインで3月開催 「愛のむきだし」「望み」「百円の恋」など上映作品発表
2021年2月16日 15:00
愛知・豊橋市で開催されてきた「ええじゃないか とよはし映画祭」が、2021年はオンラインでの開催となり、3月12~14日に配信されることが決定した。本映画祭のディレクターを務めてきた園子温監督の「愛のむきだし」、堤幸彦監督の「望み」、第39回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞、最優秀脚本賞を受賞した「百円の恋」などが上映され、ゲストによるトークも予定されている。
「ええじゃないか とよはし映画祭」は20年3月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を余儀なくされた。20年のコンセプト「OPEN THE DOOR」をさらに進めた「OPEN THE DOOR TO A NEW WORLD アタラシイ世界へ」を掲げる21年は、ウィズコロナ時代のニューノーマルに対応し、オンライン映画祭という形に挑戦。オンラインでつながった全国の参加者の“新たな扉”を開き、新しい世界へ通じる、刺激的な映画祭を目指す。
本映画祭の特徴である、「全上映でのゲスト登壇」の取り組みは、オンラインでも踏襲され、上映に合わせ、園監督や堤監督によるトークが予定されている。そのほか、本広克行監督と小川紗良がタッグを組んだ「ビューティフルドリーマー ディレクターズカット編」、「ミッドナイトスワン」の内田英治がメガホンをとり、伊藤沙莉が主演した「獣道」、19年の本映画祭のコンペティション部門でグランプリを獲得した「向こうの家」の上映とトークをラインナップ。また佐藤祐市監督による青春カーリングムービー「シムソンズ」のデジタルリマスターが、オンラインで初上映される。現時点でトークゲストは発表されておらず、続報に期待が高まる。
またコンペ部門は、20年の映画祭で一次審査を通過していた11作品が対象となる。グランプリ、とよはし未来賞(審査員特別賞)、観客賞の受賞作品は、3月14日に生配信されるクロージングセレモニーで発表される。
「ええじゃないか とよはし映画祭2021」は、3月12日~14日にオンラインで開催。作品上映は12日午後6時~14日午後6時の48時間で行われ、オープニングセレモニーとクロージングセレモニーも予定されている。オンライン上映の申し込み受付は、2月20日正午から開始され、チケット1枚(1000円)で、招待作品1作品+トーク、ショートフィルムセレクション2作品+トーク、コンペ部門の全11作品を視聴可能。上映スケジュールやチケット情報などの詳細は、公式サイト(http://etff.jp/)で確認できる。招待作品とトークタイトル、ショートフィルムセレクション、コンペ部門の作品一覧は、以下の通り。
「愛のむきだし」 トーク「園子温監督、ハリウッドへの源流を辿る」
「望み」 トーク「堤幸彦監督、『明日の記憶』から『ファーストラヴ』まで」
「百円の恋」 トーク「映画賞総なめ『アンダードッグ』はどうして生まれたのか?」
「ビューティフルドリーマー ディレクターズカット版」 トーク「映画作りの初期衝動って?」
「獣道」 トーク「内田英治監督、『ミッドナイトスワン』への道」
「シムソンズ」 トーク「ガールズムービーの教科書と言われる傑作」
「向こうの家」 ※西川達郎監督によるトーク実施予定
「Vtuber渚」(GAZEBO監督)
「多日想果」(大門嵩監督)
「あなたとの距離について」(村上祐介監督)
「海辺の途中」(外山文治監督)
「東京の恋人」(下社敦郎監督)
「グラフィティ・グラフィティ!」(松尾豪監督)
「根矢涼香、映画監督になる。」(上村奈帆監督)
「≠(ノットイコール)」(十城義弘監督)
「来夢来人」(若葉竜也監督)
「そしてまた私たちはのぼってゆく」(磯部鉄平監督)
「still dark」(高橋雄祐監督)
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