映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

綾野剛主演「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」を楽しむポイントとポテンシャル【コラム/細野真宏の試写室日記】

2025年6月28日 07:00

リンクをコピーしました。
「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」
「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」
(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

今週末6月27日(金)から「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」が公開されました。

本作は実話であり、タイトルが示すように、ウソで固められた状況“でっちあげ”から抜け出そうとする男性教師が描かれます。しかも、週刊文春が実名報道を行うなど、世論を大きく動かす状況を生み出していました。

本作では、週刊文春は週刊春報と名前が変えられたりしています。ですが、美術セットが凝っていて、他誌も含め、週刊誌の表紙や中吊りポスターなどを実際のデザインや色に寄せています。

ちなみに今では週刊文春というと圧倒的な存在感がありますが、実は本作で描かれる事件が起こった2003年時点ではそうでもなかったのです。

今のようにダントツ1位の売上を誇っているわけではなく、週刊ポストや週刊現代にも及ばなかった時代でした。

このように週刊誌の状況も、20年の間に大きな変化が起こっているのです。

この辺りの背景や、本作の美術セットのこだわりも含めて見ると、当時を感じやすくなります。

画像2(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

綾野剛が演じる主人公の男性教師は実名報道をされた上に「殺人教師」という大きなレッテルを貼られます。

「殺人教師」というイメージがついてしまっている中、体罰などを受けたという児童と両親が原告となって裁判を起こすのですが、賛同する弁護士が増え500人を超えるような規模の弁護団ができていたのです。

本作は、その弁護団と、弁護士を見つけられていない男性教師が裁判所へ向かうシーンから始まります。

そして、すぐに柴咲コウが演じる被害者の母親が宣誓をして、供述を始めます。

そのため、そこから暫くは“「被害者の母親」から述べられたシーンを映像化している”ということには注意が必要なのです。

画像3(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

次に、終盤における裁判の結果については、少し分かりにくいかもしれません。

これを理解しやすくするには、裁判の設定を理解しておくことが重要になります。

ここではネタバレを防ぐために最小限の解説にとどめますが、実は訴えられているのは、綾野剛が演じる教師だけでなく、それが起こったとされる「市」も訴えられているのです。

裁判のシーンでは、被告の男性教師側の場面しか分からないので、判決で「市」が出てくると唐突感が出てしまうのです。

ただ、映画を注意深く見ていると、冒頭のシーンでは、報道記者が中継で「教師とムカイシを訴えた〜」というように、一応は説明をしているのです。

画像4(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

そこで押さえておきたいのは、この事案が発生した「市」の設定です。

本作では、架空の「向井市」というところで起こったことになっています。つまり「ムカイシ」という言葉を瞬時に「向井市」と変換をすることで、遅延なく物語を楽しむことができるようになるのです。

画像5(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会
画像6(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会

面白い映画で重要になる「ダイナミックな法廷劇」は、設定に無理が生じる場合が多く、なかなか上手くはいかないのですが、本作の強みは何といっても「実話」ということでしょう。

どのようにして「不可能に思えるほど外堀を埋められた状況」から脱することが可能になるのでしょうか?

この実話ならではの設定の面白さは、なかなか生み出すことが困難なので、それが本作の最大の強みとなります。

口コミが広がれば興行収入10億円を突破できるポテンシャルはありますが、果たしてどのくらいまで口コミが広がっていくのかーー注目したいと思います。

綾野剛 の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

実写「モアナと伝説の海」の注目特集 注目特集

実写「モアナと伝説の海」 NEW

【なんで今、実写化するの?】それは、物語や冒険が“驚くほど感動的”にパワーアップするから!

提供:ディズニー

愛してる愛してる愛してるの注目特集 注目特集

愛してる愛してる愛してる NEW

愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる

提供:パルコ

絶対にやってはいけない遊びの注目特集 注目特集

絶対にやってはいけない遊び NEW

【映画.com激推し邦画ホラー】これに名前を言うと…●ぬ。絶叫、絶叫、シャレならんほど大絶叫

提供:松竹

映画料金また値上げ…でもこれ使えば最安500円で観られる!の注目特集 注目特集

映画料金また値上げ…でもこれ使えば最安500円で観られる! NEW

【超注目作が大量に公開されるこの夏…】日本最強級「映画割引サブスク」を絶対チェック!

提供:KDDI

名監督が放つ“最高傑作”、誰も読めない極限の結末の注目特集 注目特集

名監督が放つ“最高傑作”、誰も読めない極限の結末

【辛口批評家92%が絶賛】後頭部にショットガン。動けば、即死――【仰天の“実話”】

提供:KADOKAWA

映画ファン必見の偏愛テクニック全公開!の注目特集 注目特集

映画ファン必見の偏愛テクニック全公開!

【映画.com編集長、激推し!】断言します。あなたはまだ、映画の“本当の楽しみ方”を知らない。

提供:テレビ東京

退・屈・消・失!! 狂・気・充・満!!!! 全・編・熱・狂!!!!!!の注目特集 注目特集

退・屈・消・失!! 狂・気・充・満!!!!  全・編・熱・狂!!!!!!

【この物語に正常な人間は1人もいない――】爽快&中毒性から、あなたは逃れられない。

提供:J:COM TV シン・スタンダード

“本当に面白い映画”を観たいなら、これ知らないと損の注目特集 注目特集

“本当に面白い映画”を観たいなら、これ知らないと損

この名作どうしても観たいのに、配信されてない!! そんな悩みに1200%答える神サービス!

提供:TSUTAYA DISCAS

実はこれ“すさまじい超良作”ですの注目特集 注目特集

実はこれ“すさまじい超良作”です

【辛口批評家99%高評価】宝物のような“衝撃と感動”…独裁者の誕生日ケーキをつくろう

提供:松竹

『トイ・ストーリー5』観ようとしてる人、この記事読んでの注目特集 注目特集

『トイ・ストーリー5』観ようとしてる人、この記事読んで

【欲しすぎ】ここでしかGETできない“限定景品”がど~んと登場!【無料クーポン付き】

提供:GiGO

久しぶりに、思いっきり泣きませんか?の注目特集 注目特集

久しぶりに、思いっきり泣きませんか?

【評価が高すぎて社会現象】もしもあの時、きみと別れなければ――切ないラブストーリー「サヨナラの引力」

提供:日活、KDDI

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画.com注目特集 7月18日更新

映画ニュースアクセスランキング