明日の記憶
劇場公開日:2006年5月13日
解説
若年性アルツハイマーを題材にした荻原浩の同名ベストセラー小説を、「トリック」シリーズの堤幸彦監督が映画化した感動作。今年で50歳を迎えるサラリーマンの佐伯雅行は、自分が若年性アルツハイマーに冒されていることを知りがく然とする。徐々に記憶が失われていく厳しい現実に焦りを感じながらも、妻・枝実子に支えられて病気と闘う決意をするが……。「バットマン・ビギンズ」など世界的に活躍する渡辺謙が自らエグゼクティブプロデューサーを務め、主演した。
2006年製作/122分/日本
配給:東映
スタッフ・キャスト
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死ぬということはヒトの宿命
老いることもヒトの宿命
だって家族だもの。私がずっとそばにいます
死ぬのって嫌やな、仕方ないけど。
生きてりゃいい!
2022年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
記憶。昨日までの自分と今日の自分と、これから未来へ続く自分をつなぐもの。自分が自分である証。それが壊れていく…。
余命宣告をされて最後まで死の恐怖と闘うのと、記憶や時間間隔があいまいになって死んでいくのと、どちらが怖いのだろうかと考えたことがある。
けれど、この映画を観て、昨日まで当たり前だった風景や様々なものが、突然異次元に変わってしまう、なんて怖いのだろうと思った。
そんな疑似体験をさせられる前半はものすごい迫力で映画に惹きつけられた。
でも、後半。両俳優の素晴らしい演技。
でも、実際に認知症を抱えた方の様子を見聞きすると、ちょっと綺麗にまとまってしまったかなとも思う。
妻の名前を覚えていても、目の前の実物の妻が妻であることがわからないという過程を経る方もいらっしゃるし…。
認知症と言っても、アルツハイマー以外にもいろいろな病があり、年齢によっても、その方の個性によっても症状の出方は変わるのだろうから、
僅かな知識・経験でこの映画を否定することは相応しくないのだろうけど。
でも、作為的なところがちょっと鼻についてしまった。
2022年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
「明日の自分」
私の中ではこの題名に変わっていた。母はこの病気で逝きました。主人公のような症状、いっぱいあります。
「泣きます」という感想が多々見られるが、私は泣けなかった。ただただ怖くなった。いろんなことをどんどん忘れていく…恐怖でしかない。やがて家族すらも分からなくなるのだ。せめて家族に迷惑かけないよう、施設を考えておかなければならないかもしれない。
そうなる前に目一杯人生を楽しみたい(笑)
J:COM
やばいなあ、他人事じゃないかも。
日頃からパートナーを大事にしよう。