精子バンクが題材の堤幸彦監督作、予告完成 愛した男の葬儀の夜、喪服の女3人が衝突

2021年11月5日 08:00

コロナ禍で表現の場を失った俳優3人が、堤幸彦監督に映画製作を直談判
コロナ禍で表現の場を失った俳優3人が、堤幸彦監督に映画製作を直談判

堤幸彦監督50作目となるインディーズ映画「truth 姦しき弔いの果て」の予告編が披露された。本作は精子バンクを題材に、同じ男と付き合っていた3人の女性が本音むき出しで舌戦を繰り広げる、ワンシチュエーション会話劇。あわせて、米ノースイースト国際映画祭への正式出品も決定した。

本プロジェクトの始まりは、新型コロナウィルス感染拡大の影響で表現の場を失った広山詞葉福宮あやの河野知美という3人の俳優たちが、堤監督に映画製作を直談判したこと。このオファーを堤監督が快諾し、文化庁による「文化芸術活動の継続支援事業」助成金をもとに、予算約700万円、撮影日数2日間という低予算かつ物理的な制約もあるなかで、製作がスタートした。「明日の記憶」「2LDK」で堤監督とタッグを組んだ三浦有為子が脚本を手がけ、佐藤二朗が“忖度出演”を果たしている。

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予告編は、3人の俳優が現状を打破しようと映画製作に踏み切った会話で始まる。物語の軸となるのは、“マウント命”の美貌の受付嬢(広山)、元ヤンキーのシングルマザー(福宮)、謎多きセレブ医師(河野)。全く違うタイプの3人が愛したひとりの男(佐藤)が事故で亡くなり、葬儀の夜に鉢合わせた喪服姿の彼女たち。愛と欲望とプライドをめぐる、女たちの壮絶なやりとりが切り取られている。泣き叫び、罵り合う彼女たちがたどり着く「truth」が気になる仕上がりだ。

本作は、ローマインターナショナルムービーアワード(最優秀作品賞)、ベルリンインディー映画祭(特別賞)、ウルバッティ国際映画祭(女性映画最優秀作品賞)、ゴールデンスパロウ国際映画祭(審査員特別賞)、モントリオールインディペンデント映画祭(最優秀短編コメディ賞)などを受賞。ノースイースト国際映画祭での受賞にも期待が高まる。

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なお、東京のK's cinemaでは、11月27日~12月3日に「堤幸彦監督映画50作公開記念上映会」を開催。その後、12月11日から大阪のシネ・ヌーヴォ、同18日から愛知のシネマスコーレ、同24日から京都みなみ会館でも順次開催される。「2LDK」「EGG(2002)」「自虐の詩」「MY HOUSE」「くちづけ」「悼む人」などがラインナップされており、劇場ごとにセレクトした1作品も上映される。詳細は、公式サイト(https://truth-film-japan.com/)で確認できる。

truth 姦しき弔いの果て」は、22年1月7日から新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

(映画.com速報)

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