くちづけ
劇場公開日 2013年5月25日
解説
劇作家で俳優の宅間孝行が主催し、2012年をもって解散した劇団「東京セレソンデラックス」の名作舞台を、堤幸彦監督、貫地谷しほり主演で映画化。知的障害のため、心は7歳児のままの女性マコは、元人気漫画家の父親いっぽんに連れられ、知的障害者の自立支援グループホーム「ひまわり荘」にやってくる。無邪気で陽気な住人たちに囲まれ、のびのびと日々を送るマコは、そこで出会った男性うーやんにも心を開いていく。ようやく見つけた理想の場所で娘が幸せになれば、いっぽんも漫画家として復帰できるかと思われたが、やがてひまわり荘の一同に厳しい運命がふりかかる。
2013年製作/123分/G/日本
配給:東映
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マコちゃんの演技すごい。映画としては悪くはないけど好きじゃない。ほのぼのもあったけど全体的に心を落ち着けて見れなかった。
これから先に起こる事、娘に待ち受けている困難、娘の人生を想像しての決断なのだろうけど。当事者にしかわからない苦しみ。観ていてつらかった。
ミヤネ屋若かった。
2021年7月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
最後が切ないと思った
もう少し映画なんだから救いがあってもいいんじゃない?
舞台が原作なだけあって、なんだか舞台をみてるような気がした。
話の掛け合いが面白い。
うーたんがすごくいい味でてる。
俳優陣がみんな本物の知的障害者にみえてきて鳥肌たつ。
ラストの終わり方だけがあまり好きになれないが、そこ以外は好きです
2回目、テレビにて久々鑑賞
2020年
内容をほとんど忘れてしまっていたが、俳優陣の演技力の高さだけは記憶の通りでした。
少し歳を重ねて大人になった今、改めて見た感想としては、親としての葛藤に涙が溢れて止まらなかった。
昔見た時はラストが悲しくて号泣した記憶はあったけど、こんなよいしょよいしょで泣かせてくるとは…
当時は、この人性格悪い〜ひどい〜
なんて感想しか持たなかった登場人物に関しても、色々葛藤があったり、頭では分かってるけど…ってやつよねって気付けたり。
嫌な人だと思ってたけど、ここで働いてるって事は、最初から嫌な人ではないよねって気付けたり。
成長してから見ると、また感じ方が変わるのが映画の面白いところ。
またもっと歳をとってから見たら、別の見方になるのかなー
綺麗事だとなんやかんや言えるのかなとは思うけど、実際全然ありえる話だなと。実話がもとらしいですし。
障害と向き合ったことがあるかどうかが大事なのではなく、こういう現実もあるのかもしれないと考えること。頭の中に置いておくことも大切なのではと感じます。
他人に優しくできるかどうかは、色々なことを見て考えることなのかもしれませんね。
私は重度知的障がい児の親です。
障がい者とその家族にとって「差別・偏見」に匹敵する障壁は「無関心」。
この映画が障がい者に関心を持っていただくきっかけになるといいなぁ…と感じました。
重いテーマの中に笑いあり、涙あり。
ストーリー展開のテンポもよく、飽きずに観られます。
映画としても良い作品だと思います。
ひとりでも多くの方に観て欲しいです。
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