【国内映画ランキング】「ヲタクに恋は難しい」首位!オスカー4冠「パラサイト」は16億目前
2020年2月10日 18:16
[映画.com ニュース] 2月8日~9日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。新型コロナウイルスの影響が国内でも懸念されるなか、この週末は3本の新作がランクイン。新作「ヲタクに恋は難しい」が初登場で首位を獲得した。同作は、隠れ腐女子のOLと重度のゲームオタク(ヲタク)の幼なじみが繰り広げる不器用な恋模様を描き、2018年にはテレビアニメ化もされた人気コミックを、高畑充希と山崎賢人の初共演、福田雄一監督で実写映画化したラブコメディ。7日より全国304スクリーンで公開され、土日2日間で動員16万9000人、興収2億2900万円を稼ぎ出した。これは17年10月に公開され、最終興収10億円を記録した山崎主演、福田監督「斉木楠雄のΨ難」の興収比118%の成績。3日間では動員22万人、興収3億円を超え、最終興収15億円が期待できる好スタートとなった。
2位には新作「犬鳴村」がランクイン。「呪怨」シリーズなどで知られるホラー映画の名手・清水崇監督が、福岡県に実在する心霊スポットを舞台に、三吉彩花主演で描くホラー。7日より全国211スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万6000人、興収1億5605万6400円を記録した。この成績は、17年6月に公開された清水監督「こどもつかい」の興収比104%。3日間では興収2億0453万2100円をあげ、まずは興収10億円以上が見込めそうな出足となっている。
前週首位発進した「AI崩壊」は3位に後退。週末2日間で動員8万8000人、興収1億1800万円をあげた。
2週連続ランクアップを続けていた「パラサイト 半地下の家族」は4位に後退したが、累計動員は113万人を突破し、間もなく興収は16億円に達する。9日(現地時間)に開催された第92回アカデミー賞でアジア映画初となる作品賞を含む最多4部門を制す快挙を成し遂げたことで、興行に弾みがつくのは間違いない。今週末には上映劇場が約55増えて245スクリーンになる予定で、日本における韓国映画の興収記録(「私の頭の中の消しゴム」の約30億円)を塗り替える可能性がでてきた。
新作「劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー」(「魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO」と2本立て上映)は初登場5位。19年3月から放送のスーパー戦隊43作目「騎士竜戦隊リュウソウジャー」と、前年に放送された「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」から戦隊が集結する劇場版だ。
なお、6位「キャッツ」は累計興収が10億円、8位「カイジ ファイナルゲーム」は興収18億円を突破。9位「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」は興収70億6000万円となっている。
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