AI崩壊

劇場公開日:

AI崩壊

解説

「22年目の告白 私が殺人犯です」の入江悠監督が自身のオリジナル脚本で、AIを題材に描いた近未来サスペンス。2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理していた。いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走を開始。AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態が巻き起こる。警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。桐生は「のぞみ」を管理するHOPE社の代表で、義弟でもある西村悟とひそかに連絡を取りながら、なんとか事態の収拾を目指すが……。大沢たかおが主人公・桐生を演じるほか、賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、松嶋菜々子、三浦友和らが共演する。

2020年製作/131分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2020年1月31日

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(C)2019「AI崩壊」製作委員会

映画レビュー

3.5これだけの規模の作品をオリジナルで撮り切った製作陣はもっと評価されるべき

2020年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

入江悠監督と北島直明プロデューサーが、二人三脚で構築していったオリジナル作品。具体的な数字は挙げられないが、ワーナー・ブラザースというメジャースタジオのローカルプロダクションにあっても、これほどの予算を投じた作品はそうそうないと言い切れる。
大沢たかおの“座長”感は半端なく、賀来賢人、岩田剛典、三浦友和という“男祭り”は胃もたれするほどに素晴らしい。また、毎熊克哉は非常に良い役をもらったなと感じるほどにインパクトの強い演技を披露している。

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大塚史貴

3.5医療AIに目をつけたのが良い

2020年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本の実写映画でこういうSF大作映画が成立したことにまず驚いた。よく企画を通せたなと思う。AIの暴走という題材はそれほど目新しくはないのだが、医療AIにスポットをあてたのがユニーク。高齢化社会と人口減少時代を迎える日本にとって、医療AIの導入促進は実際に喫緊の課題として議論されている。この映画のような形で導入されるかどうかはわからないが、何らかの形で多くの日本人が医療AIのお世話になることだろう。物語は基本的には追跡劇なので、医療AIならではの展開があまりないのは少し残念。例えば、医療AIの予測データで将来疾患が発症する人間が雇用機会を奪われるなどの差別が起きるのではと現実には議論されている。そういう要素を入れても面白かったと思う。
しかし、全編に渡り緊迫感もあり、テンポよい展開で飽きさせない。AI時代に人間らしくあるにはどうすればいいか考えさせられた。

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杉本穂高

3.5主人公が超天才&強運すぎる

2020年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

大好きな入江悠監督なので期待していたのだが…。大沢自身か所属事務所のゴリ押しか、製作委員会の意向なのか知らないが、“ヒーロー・大沢たかお”を最優先するあまり、物語の迫真性や面白さが犠牲になっている。

主人公が医療系AI開発の天才なのはいいが、専門外にまで天才ぶりを発揮し過ぎ。ネタバレ回避のため例えるなら、手先の器用な外科医が、経験もないのに日銀の金庫を破ったり、税関をも欺く偽造証明写真を作ったり、無免許なのにヘリコプターを操縦したりするような、荒唐無稽の活躍を繰り広げるのと一緒。しかもそんな八面六臂の活躍を、警察に追われながらものの数時間でやってのける。日本の警察がいくら凡庸でもさすがに発見、確保するよねという窮地も運よく逃れる。

主人公を凄腕ハッカーのチームが支援するという展開でもあれば、もう少し現実味を増したはず。主題は良いし美術やロケ撮影にもお金がかかっていただけに惜しい。

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高森 郁哉

3.0AI社会でのテロ

2024年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ゆかした
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