ご存知ですか? 岩井俊二監督が2018年に発表していた中国版「ラストレター」

2019年11月26日 13:00

中国版「ラストレター」ポスター
中国版「ラストレター」ポスター

[映画.com ニュース] 希代の映像作家・岩井俊二監督の最新作「ラストレター」が、2020年1月17日に公開される。松たか子広瀬すず福山雅治神木隆之介森七菜中山美穂豊川悦司らのアンサンブル、岩井監督流の映像美――期待に胸を膨らませている映画ファンは多いはずだ。では、約1年前、もうひとつの“ラストレター”が中国で誕生していたという事実をご存知だろうか?

日本版「ラストレター」は、岩井監督が自らの原体験を詰め込んだ集大成として、劇映画としては初めて出身地である宮城をロケ地に設定。手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女が繰り広げる恋愛、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリーが展開する。名作「Love Letter」(1995)を彷彿させる世界観でありながら、全く新しいエンタテインメントとして物語が紡がれていく。

中国版「ラストレター」の一場面
中国版「ラストレター」の一場面

18年11月9日、中国をはじめ、北米、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポールで公開され、最終興行収入8020万1000元(約12憶4000万円)を記録した「Last Letter(英題)」は、岩井監督が代表を務める「ロックウェルアイズ」が、「Beijing J.Q. Spring Pictures」「We Pictures」「Zhejiang Dongyang Xiaoyuzhou Movie & Media」「Khorgos Eyes Pictures」「K Pictures Co」とタッグを組んで製作したもの。中国版のタイトルを、意訳すると「チィファの手紙」となる。岩井監督初の中国映画作品となり、大連を中心に撮影が行われた。第55回金馬奨では、主演女優賞、助演女優賞、オリジナル脚本賞にノミネートし、ピアジェ賞(伯爵年度優秀奨)を獲得。第38回香港電影金像奨にも選出された。

岩井監督は原作、プロデュース、音楽、編集も兼ね、日本人スタッフは「ラストレター」にも参加した撮影監督の神戸千木、「ジムノペディに乱れる」「ゾウを撫でる」の袴田知世枝が衣装を担当。プロデューサーとして「ラヴソング」「最愛の子」などを手掛けたピーター・チャンが名を連ねている。

中国版「ラストレター」の一場面
中国版「ラストレター」の一場面

日本版に負けず劣らず、キャストは豪華な面々が結集している。「ラストレター」の岸野部裕里(松)と同じ役どころ・袁之華を、「ハリウッド・ホンコン」「ウィンター・ソング」「女帝 エンペラー」のジョウ・シュンが演じ、「スプリング・フィーバー」「二重生活(2012)」といったロウ・イエ監督作で知られるチン・ハオ、「1911」やドラマ「琅邪榜 麒麟の才子、風雲起こす」で知られるフー・ゴーが出演している。

日本版「ラストレター」では、岸辺野颯香、遠野裕里(回想に登場)の2役に挑んだ森七菜が、主題歌「カエルノウタ」を歌唱している。一方、中国版主題歌「様子」の歌唱を担当したのは、主演のジョウ・シュン。台湾の人気バンド「ソーダグリーン」のボーカルとして活躍するウー・チンフォンが歌詞を手掛けている。

中国版「Last Letter」は、Tencent Videoほかの配信サイトから、中国国内限定で視聴可能。

(映画.com速報)

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