幻の名作が約30年ぶりに劇場公開!「スピリッツ・オブ・ジ・エア」予告編公開

2019年11月26日 12:00

プロヤス監督自らデジタル・リマスターを担当
プロヤス監督自らデジタル・リマスターを担当

[映画.com ニュース] アレックス・プロヤス監督のデビュー作にして最高傑作とも謳われる「スピリッツ・オブ・ジ・エア」が、デジタル・リマスター版で約30年ぶりに劇場公開される。このほど、予告編と場面写真がお披露目された。

エジプト出身のプロヤス監督は、「クロウ 飛翔伝説」(1994)、「ダークシティ」(98)、「アイ,ロボット」(2004)などのSF映画で知られる。88年に製作した本作は初公開時、オーストラリア・アカデミー賞の最優秀美術賞・最優秀衣装賞にノミネートされるなど高評価を得た。日本でも90年の第1回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映され、審査員特別賞を受賞。翌年に劇場公開されると、レイトショーで12週のロングランを記録した。しかし、その後はDVDやブルーレイ化されることなく、長年にわたり“失われた作品”となっていた。

荒野に佇む一軒家に住む足の不自由な兄フェリックスは、この場所ではないどこかへ飛び立とうと、飛行機づくりに明け暮れている。一方、偏執的な気質を持つ妹ベティは、死んだ父の墓を守ることに執着している。そんな2人の生活の中に、スミスと名乗る奇妙な逃亡者が現れる。

公開された予告編の冒頭で映し出されるのは、十字架が立ち並ぶ荒れ果てた墓地と、何台もの廃車が地面に突き刺さった異様な世界。茫洋とした赤い砂漠と紺碧の空を前に、白いドレスを纏った妹ベティが弦楽器を奏でる。美しくも退廃的な映像に、エンニオ・モリコーネアンジェロ・バダラメンティを思わせる叙情的な音楽が重なり、独特な世界感をつくり上げる。

公開劇場の窓口とオンラインで発売中の前売り券には、数量限定特典として、B4サイズポスターと紙飛行機キットが一体になった「飛行ポスター」が付属する。価格は1400円(税込み)。20年2月8日から新宿シネマカリテほか全国で公開。

(映画.com速報)

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