松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治の“初恋”が動き出す 「ラストレター」ポスター完成
2019年10月3日 05:00

(C)2020「ラストレター」製作委員会
[映画.com ニュース] 希代の映像作家・岩井俊二監督のもとに、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治ら豪華キャストが結集した「ラストレター」のポスタービジュアルが、このほどお披露目された。
岩井監督が、自らの原体験を詰め込んだ集大成として、劇映画としては初めて出身地である宮城をロケ地に設定。手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女が繰り広げる恋愛、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリーが展開する。名作「Love Letter」(1995)を彷彿させる世界観でありながら、全く新しいエンタテインメントとして物語が紡がれていく。
姉・未咲を亡くした裕里(松)は、葬儀の場で未咲の娘・鮎美(広瀬)と出会った。彼女から知らされたのは、未咲に届いた同窓会の案内、そして鮎美に残された手紙の存在。やがて未咲の死を知らせるべく同窓会を訪れた裕里は、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまい、初恋の相手・鏡史郎(福山)と再会することになった。
そして、裕里と鏡史郎の不思議な文通が始まる。裕里は、未咲のふりをして手紙を書き続けていたが、その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまった。鏡史郎(回想:神木)、未咲(回想:広瀬)、裕里(回想:森七菜)の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす鮎美。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、過去と現在、心にふたをしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく。
ポスタービジュアルは“誰かが誰かに思いを馳せ、そして想い続ける”という本作の淡く切ない世界観を表現したもの。松、広瀬、神木、福山、庵野秀明の場面写真に加え、「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」というキャッチコピーが添えられている。
「ラストレター」には、水越けいこ、小室等らも出演。2020年1月17日から全国東宝系で公開。
(映画.com速報)