謎めいた“アイテム”は何を意味するのか? ポン・ジュノ監督「パラサイト」本予告完成
2019年11月20日 08:00
[映画.com ニュース]第72回カンヌ国際映画祭の最高賞となるパルムドールに輝いたポン・ジュノ監督作「パラサイト 半地下の家族」の本ビジュアルと本予告編が、このほどお披露目された。
全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しい一家の長男が、IT企業を経営する超裕福な一家の家庭教師になったことから、想像を遥かに超える悲喜劇が展開する。カンヌ国際映画祭では、審査員満場一致の決定で韓国映画史上初となるパルムドールを獲得。韓国では動員1000万人突破、フランスでは160万人を超え、全米では今年公開された外国映画の興行収入第1位に。各国で爆発的な盛り上がりをみせている。
主演を務めるのは、「殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」に続き、ポン監督と4度目のタッグとなったソン・ガンホ。共演には、「ソニはご機嫌ななめ」「最後まで行く」のイ・ソンギュン、「後宮の秘密」のチョ・ヨジョン、「オクジャ okja」「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシクら実力派が結集している。
本ビジュアルは、“半地下”で暮らしている貧しいキム一家と、“高台の豪邸”に住む裕福なパク一家が、まるでひとつの家族のように、広々としたリビングで肩を並べている姿を収めたもの。全員に目線が入っているだけでなく「意味深に置かれた石」「前衛的な絵画」「投げ出された足」といった謎めいた“アイテム”がちりばめられ、「幸せ 少し いただきます」というコピーが添えられている。
予告編は、キム一家の長男ギウ(チェ・ウシク)が、身分を偽って、パク一家の家庭教師になる光景からスタート。その後、パク社長夫人ヨンギョ(チョ・ヨジョン)に取り入り、美術の家庭教師として妹(パク・ソダム)を紹介。スケール感のある映像、加速していく物語の一端をとらえており、「“計画”を立てると必ず――人生その通りにいかない」という意味深なセリフ、突如としてインサートされる“鮮血”が映し出されている。
「パラサイト 半地下の家族」は、2020年1月10日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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