ジム・ジャームッシュ監督のゾンビ映画、2020年春に日本公開決定!
2019年5月15日 08:00

[映画.com ニュース]米インディペンデント映画界を代表する鬼才ジム・ジャームッシュ監督の最新作「The Dead Don't Die(原題)」が、2020年春に日本公開されることが決定した。
16年、バス運転手の何気ない日常を切りとった「パターソン」、イギー・ポップ率いる伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫る音楽ドキュメンタリー「ギミー・デンジャー」の2作を同時発表し話題を呼んだジャームッシュ監督。3年ぶりの新作で挑んだのは、ゾンビ映画だ。「パターソン」に続き主演に抜てきされたアダム・ドライバー、ジャームッシュ監督と3度目のタッグを組むビル・マーレイのほか、ティルダ・スウィントン、クロエ・セビニー、スティーブ・ブシェーミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメスらが出演している。
物語の舞台は、アメリカの田舎町センターヴィル。3人だけの警察署で働くロバートソン保安官(マーレイ)とピーターソン保安官代理(ドライバー)は、いつもの他愛のない住人のトラブルの対応に追われていたが、突如街にゾンビが出現し、思わぬ事態に巻き込まれていく。
第72回カンヌ国際映画祭では、オープニング&コンペティション部門作品として上映される「The Dead Don't Die(原題)」。ジャームッシュ監督とカンヌ国際映画祭の縁は深く、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」がカメラドール(新人監督賞)、「コーヒー&シガレッツ」が短編部門のパルムドール、「ブロークン・フラワーズ」がグランプリを獲得。「ダウン・バイ・ロー」「ミステリー・トレイン」「デッドマン」「ゴースト・ドッグ」「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」「パターソン」がコンペティション部門、「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」がある視点部門に出品されてきた。カンヌ国際映画祭常連のジャームッシュ監督が、ついにパルムドール受賞を果たすのか、注目が集まっている。
「The Dead Don't Die(原題)」は、20年春から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント