ストレンジャー・ザン・パラダイス
劇場公開日 1986年4月19日
解説
ジム・ジャームッシュ監督が1984年カンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞し、独特のオフビート感覚で一世を風靡した記念碑的作品。ニューヨークで気まま暮らしをしているウィリーが、ハンガリーから渡米してくる従妹エヴァをしばらく預かることになる。最初は彼女を邪険に扱っていたウィリーだったが、同じ時間を過ごすうちに徐々に打ち解けていく。ウィリーの仲間エディも加わった3人で、とりとめのない日々を送るが、ウィリーもエディも、ともにエヴァのことが気になり始めて……。
1984年製作/90分/アメリカ・西ドイツ合作
原題:Stranger Than Paradise
配給:フランス映画社
スタッフ・キャスト
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2022年2月14日
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鑑賞方法:VOD
ファッションが気になって再見。
モヘアのニット、ベロアのジャージー、スニーカーとグランジ風のファッションが格好いい。
服のセンスが合わない、音楽が気に入らない、言葉がわからない…
そんな彼らを繋ぎ合わせているのは"楽園"アメリカで孤独になりたくないという感情か。
ただ、実際に大抵の友人関係とはそんなものだし、それでもふとした瞬間に体験を共有できて一緒に笑ったり怒ったりできる。
それでいいのだ、と思わせてくれる映画。
少し切ない余韻が残る。
2021年12月15日
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鑑賞方法:映画館
2021年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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高3だったと思うのだけど、夏に大学の下見で上京した際に銀座のミニシアターで見た。自分で上京して見た初めての映画で、粒子の荒いモノクロ映像がとにかくかっこよくて痺れた。スクリーミンJホーキンスの音楽がそれまで聴いたことがないもので、衝撃的でかっこよく、それから先にも聴いたことがない感覚の曲で、エンディングと合わせて4回掛かる。その後、CDを買ってよく聴いて来日ライブも見に行った。
しかしその後のジャームッシュの映画は退屈でどんどんつまらなく感じるばかりだった。
改めてスクリーンで見たらやっぱり圧倒的にオシャレだ。その間にWOWOWなどでも見た記憶があるが、その時は退屈に感じた気がする。ダラダラしたストーリー展開も含めてオシャレだ。エヴァが買ってもらった服を捨てるとか、エヴァが運び屋と間違われてお金を受け取るとか、さり気ない展開がまたオシャレ。無職でその日暮らしのウィリーとエディの関係もクールで、恋愛をほぼ描かないところも、自意識が強い若者が喜びそうな感じでパンパンだ。
2021年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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思えばこの映画何度観ているんだろうか?
最初に予告編を観た時のスクリーミングジェイホーキンズのI put spell on youを聴いた時の
インパクトって言ったらなかったよね
とても印象的な音楽、白黒の映像、素晴らしいキャストを感じさせて印象に残ったのを覚えています
改めてみると今は病気で音楽もやめ絵描きになっているだろうジョンルーリー
とてもいい演技で映画で感じる渋さはほとんどこの人が生み出してたんじゃないだろうか?
何度もレンタルして観た映画だけど劇場で観て良かった
一度は劇場で観たかったのでちょうど良かった
私の大事な青春の一本って感じ
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