和傘の下でじゃれ合う金城武×長澤まさみ ジョン・ウー監督の大河ロマン、予告公開
2019年4月15日 05:00

[映画.com ニュース]世界的な巨匠ジョン・ウー監督(「M:I-2」「レッドクリフ」2部作)がメガホンをとり、約76億円を投じて製作された大河ロマン映画「The Crossing ザ・クロッシング」2部作の予告編が公開された。学ラン姿の金城武と着物をまとった長澤まさみが、雨の中で和傘をさし見つめ合う美しい瞬間が切り取られ、豪華共演を果たしたチャン・ツィイー、トン・ダーウェイ、ホアン・シャオミン、ソン・ヘギョの姿が映し出されている。
「グリーン・デスティニー」「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」で知られる脚本家ワン・ホエリンの原案をもとに映画化。前編では、蒋介石率いる国民党と毛沢東率いる共産党が対立した1945年の「国共内戦」を舞台に、時代に翻ろうされた3組の男女を描く。後編では約1000人の乗員乗客が犠牲になった上海発・台湾行きの大型客船「太平輪号沈没事故」を軸に、客船に乗り合わせた男女それぞれの運命が交錯していく。

金城(「LOVERS」)は台湾国籍の日本軍軍医イェン・ザークン、長澤(「キングダム」)は幼なじみ・雅子を演じる。ホアン(「イップ・マン 葉問」)は国民党の将校レイ・イーファン、ソン(「グランド・マスター」)はレイと上海の舞踏会で出会う運命の女性チョウ・ユンフェンを体現。チャン(「SAYURI」)は出征したまま行方不明になった恋人を探すため、従軍看護師に志願するユイ・チェン、トン(「レッドクリフ」)はユイが出会う見知らぬ兵士トン・ターチンに扮する。
予告編には、過酷な内戦下で出会った男女が必死に生き、愛を貫こうとする姿を活写。しかし、それぞれ胸に秘めた愛や願いもむなしく、やがて歴史の大きなうねりに巻き込まれていく。「男たちの挽歌」シリーズからウー監督作品のアクション監督を務めるブルース・ロウが手掛けた戦地での砲撃、爆発、銃撃シーンもたっぷりとおさめられ、壮大な物語を予感させる映像が完成した。
「The Crossing ザ・クロッシング Part I」は6月7日、「The Crossing ザ・クロッシング Part II」は同14日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で順次公開。
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