米脚本家組合賞ノミネート発表 有力候補が外れるサプライズも
2019年1月8日 17:00

[映画.com ニュース] 米脚本家組合(WGA)に所属する脚本家の投票によって選ばれる、WGA賞映画部門のノミネートが発表された。
オリジナル脚本賞には、スタンダップコメディアンのボー・バーナムが長編初メガホンをとり、これまでの賞レースで新人賞を多数獲得してきた青春映画「エイス・グレード(原題)」をはじめ、ゴールデングローブ賞3冠の「グリーンブック」、ホラー映画「クワイエット・プレイス」などがノミネート。脚色賞には、大ヒットマーベル映画「ブラックパンサー」や「ビール・ストリートの恋人たち」などが選出された。
なお、「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の名脚本家ポール・シュレイダーが、自らの脚本をもとに監督したスリラー「First Reformed」が、有力候補と目されていたにもかかわらずノミネートから外れるというサプライズがあった。
また、賞レースを牽引中の「女王陛下のお気に入り」や注目作「Sorry to Bother You」「Leave No Trace」「スターリンの葬送狂騒曲」「犬ヶ島」「ヘレディタリー 継承」は、WGAの協約に準じていないため選考から外された。
WGA賞授賞式は、2月17日(現地時間)にロサンゼルスとニューヨークで同時開催される。WGA賞映画部門のオリジナル脚本賞、脚色賞のノミネートは以下の通り。
オリジナル脚本賞
「エイス・グレード(原題)」/ボー・バーナム
「グリーンブック」/ニック・バレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー
「クワイエット・プレイス」/ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー
「ROMA ローマ」/アルフォンソ・キュアロン
「バイス」/アダム・マッケイ
「エイス・グレード(原題)」/ボー・バーナム
「グリーンブック」/ニック・バレロンガ、ブライアン・カリー、ピーター・ファレリー
「クワイエット・プレイス」/ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー
「ROMA ローマ」/アルフォンソ・キュアロン
「バイス」/アダム・マッケイ
脚色賞
「ブラック・クランズマン」/チャーリー・ワクテル、デビッド・ラビノウィッツ、ケビン・ウィルモット、スパイク・リー
「ブラックパンサー」/ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
「Can You Ever Forgive Me?」/ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ
「ビール・ストリートの恋人たち」/バリー・ジェンキンス
「アリー スター誕生」/エリック・ロス、ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ
「ブラック・クランズマン」/チャーリー・ワクテル、デビッド・ラビノウィッツ、ケビン・ウィルモット、スパイク・リー
「ブラックパンサー」/ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
「Can You Ever Forgive Me?」/ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ
「ビール・ストリートの恋人たち」/バリー・ジェンキンス
「アリー スター誕生」/エリック・ロス、ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ
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