実写版「キャッツ」にイドリス・エルバ&ジュディ・デンチ
2018年10月21日 11:00

[映画.com ニュース] 大ヒットミュージカル劇「キャッツ」を実写映画化するプロジェクトに、「ダークタワー」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」など大作への出演が相次ぐ英人気俳優イドリス・エルバと、「恋におちたシェイクスピア」「007 スカイフォール」などで知られるイギリスを代表する大女優ジュディ・デンチが新たに加わることがわかった。
ミュージカル「キャッツ」は、巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーがノーベル賞作家T・S・エリオット氏の詩をもとに、個性的な猫たちが都会のごみ捨て場で年に1度だけ開く特別な舞踏会を描いた作品。1981年に英ロンドンのウエストエンドで初演、翌年には米ブロードウェイに渡り、18年に及ぶ驚異的なロングラン記録を樹立した。
映画版では、「英国王のスピーチ」でアカデミー賞監督賞に輝いたトム・フーパー監督が、世界的大ヒットとなったミュージカル映画「レ・ミゼラブル」の米ユニバーサル・ピクチャーズ&英ワーキング・タイトルと再びチームを組む。フーパー監督がリー・ホール(「戦火の馬」)と共同で脚色を担当、ティム・ビーバン、エリック・フェルナー、デブラ・ヘイワードとともにプロデューサーを務めるほか、本家舞台版を手がけたロイド=ウェバーとスティーブン・スピルバーグ、アンジェラ・モリソン(「レ・ミゼラブル」)が製作総指揮にあたる。
イアン・マッケラン、ジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフト、ジェームズ・コーデンら豪華キャストが集結することでも話題を集めている本作だが、米Wrapによればエルバは、警察を欺き犬をも引き裂く犯罪王として恐れられる“悪猫”マキャヴィティ役で出演交渉を行っているという。一方、オスカー女優のデンチは、舞踏会を開催する長老猫デュトロノミーを演じると米ハリウッド・レポーターが報じた。ちなみにデンチは81年の初演で「メモリー」のナンバーで有名なグリザベラを演じる予定だったが、けがのため降板を余儀なくされた過去がある。
現在、「ワイルド・スピード」シリーズ初のスピンオフ映画「ホブス&ショウ(原題)」を撮影中のエルバは、Netflixの新コメディドラマ「Turn Up Charlie(原題)」で主演・共同クリエイター・制作総指揮の3役を兼ねるほか、来年には出世作となった英BBCの人気ドラマ「刑事ジョン・ルーサー」の最新シーズンとなるシーズン5で、約4年ぶりに主人公ジョン・ルーサー役に復帰することが決まっている。デンチはディズニーが英児童小説実写映画化する「アルテミス・ファウル(原題)」(2019年8月9日全米公開)に出演している。
実写映画版「キャッツ」は19年12月20日全米公開予定。

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