ダークタワー

劇場公開日:

ダークタワー

解説

スティーブン・キングが1970年代から30年もの歳月をかけて完成させたライフワークともいえる小説「ダークタワー」シリーズを実写映画化。ニューヨークで暮らす少年ジェイクは不思議な夢に導かれ、時空を超越する荒廃した異世界に迷い込んでしまう。現実世界と密接するその世界では、世界の支柱である「タワー」を巡り、タワーを守る拳銃使いの戦士=ガンスリンガーのローランドと世界の崩壊をもくろむ黒衣の男ウォルターが壮絶な戦いを繰り広げていた。ローランド役を「マイティ・ソー」シリーズのイドリス・エルバ、ウォルター役を「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーがそれぞれ演じる。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の脚本やアカデミー外国語映画賞にノミネートされた「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」で知られるニコライ・アーセルがメガホンをとった。

2017年製作/95分/G/アメリカ
原題:The Dark Tower
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2018年1月27日

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映画レビュー

3.5キング原作ということで期待したが…

2018年1月29日
PCから投稿

興奮

スティーブン・キング原作にしては珍しいファンタジックなジュブナイルもの。壮大な世界観を持つ長大なシリーズで、これまでJJエイブラムスやロン・ハワードが映画化を試みては流れてきた難産の企画がようやく公開に。

キング原作の映画はB級ホラーからヒューマンドラマまで幅広く楽しんで観てきたが、この『ダークタワー』はどうかと言えば、正直微妙。CGにお金がかかっているのはよくわかるが、ストーリーの軸を少年の成長に置くのかガンスリンガーと黒衣の男の因縁の対決に置くのか、どっちつかずの印象だ。

主人公の母親役のキャサリン・ウィニックという女優、魅力あっていいなと思ったらあっさり殺されてしまうし。

あわよくばシリーズ化して……という目論見なのだろうが、米国では興行成績も評価もいまいち。「ダイバージェント」「メイズ・ランナー」とヤングアダルト向けのファンタジーは下火になってきた感じがする。

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高森 郁哉

3.0本作の楽しみ方

2023年5月6日
iPhoneアプリから投稿

ダークタワーを全巻読破した筆者に言わせれば、正直本作は原作ファンが観たかったあのダークタワーではない。原作から良いパーツを選んで再構築し、長大な作品をわずか95分程度にまとめて観やすくした「ダイジェスト版ダークタワーっぽいアクション活劇」だ。
まずコンプラの関係からか主演が黒人のイドリス・エルバにしているあたりから、「あれ?かっこいいんだけどなんかちがくね?ローランドのイメージこういうのじゃないんだよな」とそう思った。
黒衣の男をマシュー・マコノヒーが演じているのもかっこいいが、原作のイメージに合わず。この二人による単なるSFバトルアクションといった趣といえる。

マーベル作品のような豪華なCGもなぜか緊迫感を感じさせず、素材はいいのに非常に惜しい作品と言わざるを得ない。ただジェイク少年役を演じたニコライ・アーセルは本作で一番キャラ立ちしていた印象があり◎

多くの監督たちが何度も企画を頓挫させてきた作品だけあってやはり読者を唸らせる作品にはできなかった…というのが本作の第一印象。

ただしキング諸作品やダークタワーの原作から取られた数々の小ネタ(ペニーワイズと書かれた看板や双子等)
が散りばめられており、そこに原作者へのリスペクトが感じられた。

まとめると本作の楽しみ方は2つあり、一つは本作を別物のアクション映画として捉えること。
もう一つは原作者へのオマージュを幾つ見つけられるかだ。

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hayassy

3.5面白いけど

2023年5月5日
iPhoneアプリから投稿

物凄く興奮する超大作ではない。

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そうたん

3.0スティーブン・キングが 1970年代から30年もの歳月をかけて完成させた ライフワークともいえる小説が原作なのだが、 映画の出来がいいとは思えなかった。 小説の方は面白いのかな。

2023年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

動画配信で映画「ダークタワー」を見た。

劇場公開日:2018年1月27日

2017年製作/95分/G/アメリカ
原題:The Dark Tower
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

イドリス・エルバ
マシュー・マコノヒー
トム・テイラー
スヒョン(クラウディア・キム)
ロン・ハワード製作

スティーブン・キング原作だからずっと見たかった映画。

ジェイクはNYに住む少年。
夢に見た世界を絵に描いている。

その絵のせいでちょっとおかしい子供と思われている。
学校でも、家庭でも。

その絵は、黒い塔と、黒服の男と、ガンマンの絵。
彼が見た夢は現実にあった。

彼にカウンセリングを受けさせようと2人組が自宅に訪ねてくるが、
それはジェイクを捕らえようとする追っ手だった。

彼は普通の少年ではなかった。
その力を利用しようと闇の組織が動き出す。

マシュー・マコノヒーが敵役だが、
性格の悪いサディストで、
かなり嫌な奴だった。

スティーブン・キングが
1970年代から30年もの歳月をかけて完成させた
ライフワークともいえる小説が原作なのだが、
映画の出来がいいとは思えなかった。
小説の方は面白いのかな。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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