【国内映画ランキング】「図書館戦争」V2!「マイ・インターン」が2位、「ジョン・ウィック」は初登場5位
2015年10月19日 21:15
[映画.com ニュース] 10月17~18日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。第28回東京国際映画祭開幕を22日に控えた週末、「図書館戦争 THE LAST MISSION」が首位をキープ。週末2日間で動員13万0351人、興収1億7381万9400円を記録し、累計興収は8億5000万円を突破した。スタート成績は前作「図書館戦争」(最終興収17.2億円)を超えたが、前作は9日間で興収9億5000万円超だったことを考えると、勢いは2週目にしてダウンしている。
2位はアン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ共演の「マイ・インターン」で、週末2日間で動員10万6352人、興収1億5190万6300円を稼ぎ、前週3位からワンランクアップした。前週興収対比は85.3%で、累計興収は間もなく6億円に達する。女性を中心に幅広い層を堅実に動員しており、満足度も高く、レディースデイをはじめ週末も満席の劇場が続出した。落ちの少ない興行を維持できれば、同じアン・ハサウェイ主演の「プラダを着た悪魔」(最終興収17億円)の成績を超えてくる可能性も出てきた。
3位に後退した「バクマン。」は、週末2日間で動員10万3271人、興収1億3768万0800円をあげ、16日間で興収10億円を突破。「ヒロイン失格」は4位を維持し、腰の強い興行で累計興収は20億円を突破した。ちなみに、昨年同時期(10月18日~19日)の週末トップ3は、「近キョリ恋愛」「ふしぎな岬の物語」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」の順だった。
新作では、キアヌ・リーブスがアクション・スターとしての本領を発揮した「ジョン・ウィック」が、初登場5位にランクイン。全国169スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員5万4639人、興収7855万9100円の成績。新作のランクインはこの1本のみとなった。
SFアクション「ファンタスティック・フォー」が10位にランクダウンする一方で、3DCGアニメ「GAMBA ガンバと仲間たち」が7位維持と踏ん張りを見せ、全国142スクリーンで公開中のアニメ「心が叫びたがってるんだ。」は順位をひとつ上げ、引き続き粘り強い興行を展開している。
今週末は、M・ナイト・シャマラン監督最新作「ヴィジット」、シリーズ2作目「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」、シリーズ4作目「トランスポーター イグニション」、三谷幸喜監督の最新作「ギャラクシー街道」などが公開されるが、東京国際映画祭の開催とともに映画興行が盛り上がるか注目される。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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