米サイト選出「東京を舞台にした映画16本」
2015年8月10日 10:00

[映画.com ニュース] 米サイトTaste of Cinemaが、「東京を舞台にした映画16本」をピックアップした。ちなみに、選者はアイルランドのダブリン出身のニューヨーク在住の男性で、ヨーロッパ映画と日本映画を愛好しているという。
日本人ではなく、東京に暮らしているわけでもない人物によるセレクションとして興味深い。選者いわく、東京を舞台にした映画の多くは、つねに何かしら破滅的な、今にも決壊しそうな悪夢を思わせるという。
第1位に選ばれたのは、小津安二郎監督の名作「東京物語」。「東京物語」にインスパイアされた「東京画」も、6位にランクインした。ちなみに「東京物語」は、英BFI発行の「サイト&サウンド」誌が10年に1度、世界中の映画評論家を対象に実施する「史上最高の映画(Greatest Films of All Time)」アンケートの2012年版で第3位、映画監督による投票では第1位に選ばれている。
16本は以下の通り。
2.「AKIRA」(1988/大友克洋)
3.「ロスト・イン・トランスレーション」(2003/ソフィア・コッポラ)
4.「ゴジラ(1954)」(本多猪四郎)
5.「薔薇の葬列」(1969/松本俊夫)
6.「東京画」(1985/ビム・ベンダース)
7.「野良犬」(1949/黒澤明)
8.「東京流れ者」(1966/鈴木清順)
9.「東京1958」(1958/勅使河原宏、羽仁進ほか)
10.「トウキョウソナタ」(2008/黒沢清)
11.「エンター・ザ・ボイド」(2010/ギャスパー・ノエ)
12.「東京ゴッドファーザーズ」(2003/今敏)
13.「tokyo.sora」(2002/石川寛)
14.「転々」(2007/三木聡)
15.「TOKYO!」(2008/ミシェルゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ)
16.「TOKYO TRIBE」(2014/園子温)
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