エンター・ザ・ボイド

劇場公開日:

エンター・ザ・ボイド

解説

「アレックス」で物議を醸したギャスパー・ノエ監督が、東京を舞台に固い絆で結ばれた兄弟を描く作品。東京にやってきたばかりのドラッグ・ディーラーの兄オスカーと、ナイトクラブでストリッパーとして働く妹リンダ。ある日、オスカーは警察の捜査に遭い、拳銃で撃たれてしまう。遠のく意識の中、リンダのことを強く思ったオスカーの魂は現世にとどまり、東京の街をさまよい出す。

2010年製作/143分/R18+/フランス
原題:Soudain le vide
配給:コムストック・グループ
劇場公開日:2010年5月15日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第62回 カンヌ国際映画祭(2009年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ギャスパー・ノエ
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(C)2010 FIDELITE FILMS – WILD BUNCH – LES FILM DE LA ZONE - ESSENTIAL FILMPRODUKTION – BIM DISTRIBUZIONE – BUF COMPAGNIE

映画レビュー

3.0"チベット死者の書"

2024年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

寝られる

萌える

観る側を刺激させるギャスパー・ノエお馴染みのエンディングを兼ねたオープニングロールからテンポ良く、かと思いきや物語は至って単純で淡々と進む話に退屈感は否めなく、トリップ映像から成仏しない死後の感覚的映像に命の神秘的映像からのフラッシュバック、混沌とした世界観は非現実的ながら現実として描かれるネオンサインの看板が印象的な東京は歌舞伎町。

ギリギリに一線は超えない兄と妹の関係性が異常にもアレックスから渡された「チベット死者の書」からの"輪廻転生"はオスカーにとって強い影響下のもとにリンダから生まれ変われる願望としてオスカーの都合が良い変態性がより強く炸裂したマザコンでシスコンなジャンキーが現実を彷徨う死後の世界!?

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万年 東一

3.0生まれ生きることと"死"

2023年3月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

今年17本目

日本が舞台の海外映画のなかでも当時の雰囲気を上手く切り取った作品
メインとなるストリップ劇場の外観等は過剰と言わざるを得ないく、他にもツッコミどころはもちろんだけどあるが
日本の文化をより誇張し煌びやかにした結果、さながらLSDの幻覚を思わせて趣のあるものとなっており、文字通りミニチュアや箱庭のような滑稽さも香り立つ

それ故に閉塞感が漂い、現実に押し潰されそうになりながらも僅かに抵抗し逃避する
異国の2人にはそれがより顕著に見てとれる

監督はテーマと演出が抽象的だが伝えたいことは明確なため苦痛なく観ることができた

幻覚と生命活動のイメージ映像は境界が曖昧になりストーリーとも噛み合って良いものだったが
さすがに最後のホテルの場面は冗長にも感じた

※特に意識せずギャスパーノエ監督作品を観ていたが、監督は『アングスト/不安』(1983年公開)に若き頃影響を受けていたらしい。特にカメラワークを絶賛しているインタビューがあった。監督の不自然だが没入感マシマシのカメラワークのルーツが解って納得した。この作品では"天国"からの視点とも重なりよりマッチしたものとなっている。

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ezio

3.0まぁまぁ

2022年9月1日
iPhoneアプリから投稿
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てぃーじぇー

3.0んーーつまり……

2019年10月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

寝られる

「輪廻転生」を映像化したって事でしょうか?
ちょっと退屈でした。
新宿の街を見て、監督さんがラリったノリで撮影した感じです。

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赤囲碁