エンター・ザ・ボイド
劇場公開日 2010年5月15日
解説
「アレックス」で物議を醸したギャスパー・ノエ監督が、東京を舞台に固い絆で結ばれた兄弟を描く作品。東京にやってきたばかりのドラッグ・ディーラーの兄オスカーと、ナイトクラブでストリッパーとして働く妹リンダ。ある日、オスカーは警察の捜査に遭い、拳銃で撃たれてしまう。遠のく意識の中、リンダのことを強く思ったオスカーの魂は現世にとどまり、東京の街をさまよい出す。
2010年製作/143分/R18+/フランス
原題:Soudain le vide
配給:コムストック・グループ
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2019年10月31日
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鑑賞方法:映画館
「輪廻転生」を映像化したって事でしょうか?
ちょっと退屈でした。
新宿の街を見て、監督さんがラリったノリで撮影した感じです。
2019年10月4日
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鑑賞方法:DVD/BD
ドラッグでのトリップ体験と、臨死体験が主観映像によって描かれた作品。ストーリーは生から死、死から輪廻転生へと展開される。ドラッグでのトリップ体験をよりリアルに映像化したような作品で、映像は常に主観でリアリティがあった。暗い映像とシリアスな内容は、バッドトリップさながらの鬱屈とした空気感だった。
暗くダークな新宿歌舞伎町の街並みと、CGで作り上げたサイケデリックな世界が印象的。只、10年くらい前の作品なのでCG部分のクオリティの低さはどうしても感じてしまった。現在の最先端の映像技術でCG部分を作り直して、3Dもしくは4Dなんかで上映したら凄まじいことになると思う。
生と死に対する描写が多く哲学的なものを感じたが、結局何が一番伝えたいメッセージなのかは分からなかった。ドラッグでのトリップ体験と臨死体験が似てるってことを一番伝えたかったのか??
2016年11月17日
iPhoneアプリから投稿
映画が終わった瞬間、軽い放心状態だった。猫背になって首が前のめりになってる自分に気づいた。
噂に聞いていた通り、オープニングにはやられた。現実世界のカメラワークとグラフィティーアートの融合によって表された、「ラリ」るという抽象表現には、いかにもギャスパーノエらしく、前衛的な芸術を感じた。
2016年9月19日
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とにかく、冒頭からそうなのですが、一つ一つのシーンで異常な時間をかけています。
また、かなり独特なカメラワークや表現技法が用いられていおり、人によっては話の展開を追うことすら難しい作品。
自分は、中盤から終盤くらいにかけて、抽象的すぎてついていけませんでした。いや、正確には、長いカットに飽きてしまって話を追うことを放棄しました。
ただ、1つだけ確かなのは、この映画を最後まで集中して観られる人は、すごいということです。
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