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【全米映画ランキング】「アントマン」がV。ジャド・アパトー監督の新作は3位デビュー

2015年7月22日 17:20

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1位に輝いた「アントマン」
1位に輝いた「アントマン」
(C) Marvel 2015

[映画.com ニュース] 3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、マーベル・スタジオの新たなヒーロー映画「アントマン」が約5720万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

同作は、うだつの上がらない中年男が特殊スーツを身につけ、身長わずか1.5センチのヒーローとなって活躍する姿を描くアクション大作。「アベンジャーズ」や「アイアンマン」「スパイダーマン」などと比べるとやや見劣りするオープニング興収だが、批評家受けは良く、まずまずのスタートを切った。タイトルロールには、近年はコメディへの出演が多かったポール・ラッド。共演にマイケル・ダグラスエバンジェリン・リリーマイケル・ペーニャ。メガホンをとったのは「チアーズ!」「恋は邪魔者」のペイトン・リード。脚本・ストーリーには「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」などのエドガー・ライトも名を連ねている。なお、アントマンは来夏公開の「キャプテン・アメリカ」新作にも登場予定。

2位は前週首位の「ミニオンズ」。前週比57%ダウンも累計興収は約2億1600万ドルに。最終興収は3億5000万ドル以上が見込まれている。

オープニング興収約3000万ドルで3位初登場となったのはジャド・アパトー監督の最新R指定コメディ「Trainwreck」。「一夫一婦制は現実的ではない」と父親に教えられた男性雑誌の編集者エイミーは男を取っ替え引っ替えして生きてきたが、取材でいい感じの医者と出会ったことから自分の生き方を見つめ直すことになる。多くの批評家から高評価を得ており、アパトー監督作としては「無ケーカクの命中男 ノックトアップ」以来となる3000万ドル超のオープニング興収を記録。1億ドル超えも十分に狙える上々のスタートとなった。自ら脚本を書いて、主人公エイミーに扮したのは本作で銀幕デビューとなる人気コメディエンヌ、エイミー・シューマー。共演はビル・ヘイダーティルダ・スウィントンエズラ・ミラー

4位「インサイド・ヘッド」は累計は3億ドル超えを達成。5位「ジュラシック・ワールド」は累計6億ドル超えを果たした。

また、9位にはインド映画「Bajrangi Bhaijaan」がランクイン。前週の「Baahubali: The Beginning」に続き、2週続けてのインド映画トップ10入りとなった。その他、イアン・マッケランが年老いた名探偵シャーロック・ホームズに扮した「ミスター・ホームズ(原題)」(監督:ビル・コンドン)は圏外11位スタートとなった。

今週末はアダム・サンドラー主演のSFアドベンチャー「ピクセル」に、ジェイク・ギレンホール主演のボクシングドラマ「サウスポー(原題)」(監督:アントワン・フークア)、人気青春小説をカーラ・デルビーニュ主演で映画化した「Paper Towns」が公開となる。

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