【全米映画ランキング】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が8月新記録で首位デビュー
2014年8月5日 16:50

[映画.com ニュース] サマーシーズンも終盤に入った8月第1週の全米ボックスオフィス。2本の新作がランクインした先週末は、マーベル・スタジオのSF冒険コメディ大作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が、8月公開作では新記録となるオープニング興収約9400万ドルで、首位デビューを飾った。
同作は、「アベンジャーズ」(「アイアンマン」「マイティ・ソー」「ハルク」「キャプテン・アメリカ」)で知られるマーベル・シネマティック・ユニバースからの新シリーズ第1作。宇宙をまたにかけるトレジャーハンターのピーター・クイルが、驚異の力を持つ秘宝オーブを盗み出したことから、4人の仲間とともに銀河の存亡を懸けた戦いに巻き込まれていく。主に地球を舞台にした「アベンジャーズ」シリーズとはメインストーリーでは被らないが、同じ世界観を共有しているため、ディテール部分ではリンクしている箇所があり、将来的には合流すると見られている。
2010年の製作発表時から大きな注目を集めていた同作だが、公開前に多くの批評家から絶賛評が集まったことも相まって、「ボーン・アルティメイタム」(07/約6920万ドル)を大きく上回る約9400万ドルの興収を上げ、8月のオープニング興収記録を塗り替える好スタートとなった。グロス(最終興収)2億5000万ドル以上を狙える位置につけており、2週目の成績次第では3億ドル超えの可能性もある。
メガホンをとったのは「スクービー・ドゥー」シリーズ、「ドーン・オブ・ザ・デッド」(04/ザック・スナイダー監督)の脚本や、11年公開のブラックコメディ「スーパー!」の監督で知られるジェームズ・ガン。出演は、主人公ピーター・クイル(=スターロード)にクリス・プラットのほか、元プロレスターのデビッド・バウティスタ、ゾーイ・サルダナ、リー・ペイス、マイケル・ルーカー、グレン・クローズ、カレン・ギラン、ベニチオ・デル・トロ。パフォーマンス・キャプチャーと声の出演でブラッドリー・クーパーとビン・ディーゼル。今から3年後の17年7月28日にシリーズ第2作が公開予定となっている。
約1800万ドルの興収で2位に入ったのは、前週首位だったスカーレット・ヨハンソン主演のR指定アクション「LUCY ルーシー」。公開10日間の累計興収は約7900万ドル。グロスは1億2000万ドル前後になりそうだ。
約1360万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのは、波瀾万丈の人生を送った伝説的ソウルミュージシャン、ジェームズ・ブラウンの伝記映画「Get On Up」。批評家、観客の双方から好意的なレビューを多く集めたが、やや寂しいオープニングとなってしまった。ジェームズ・ブラウンに扮したのは、昨年「42 世界を変えた男」でジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマン。共演にビオラ・デイビス、オクタビア・スペンサー、ダン・エイクロイド。監督は「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のテイト・テイラー。製作には名プロデューサーのブライアン・グレイザーに、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが名を連ねている。
今週末は、「ツイスター」を超えるド迫力の竜巻映像が話題の「イントゥ・ザ・ストーム」に、ティーン向けアクション「ミュータント・タートルズ」などが公開となる。
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