【第37回日本アカデミー賞】豪華女優陣が美の競演 蒼井優は眼帯姿で照れ笑い
2014年3月8日 12:40
[映画.com ニュース]第37回日本アカデミー賞の授賞式が3月7日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、女優の上戸彩、尾野真千子、真木よう子、宮崎あおい、吉行和子、蒼井優、中谷美紀、余貴美子ら豪華女優陣が会場を華やかに彩った。左目に眼帯をつけ驚きを誘った蒼井は、「結膜炎になったんです」と照れ笑い。小さな花柄がちりばめられた黒のドレスで登壇し「東京家族」で優秀助演女優賞を受賞した。
「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」で優秀助演女優賞に輝き、「そして父になる」で優秀主演女優賞を受賞した女優の尾野真千子は、背中部分が大胆に開いた白いドレス姿で登壇。映画では事件の鍵を握るバイオリニスト役を演じ、「そして父になる」では子供を取り違えられた母親を熱演した尾野。髪をアップにし、白く輝く素肌で会場を魅了した。
「武士の献立」で加賀藩の料理方(調理人)の家に嫁ぐ妻を演じた上戸は、作品にちなみ桜色の加賀友禅で会場の掛け声に笑顔を振りまいた。一方、「さよなら渓谷」で最優秀主演女優賞、「そして父になる」で最優秀助演女優賞をダブル受賞した真木は、えりにレザーをあしらった黒のスーツにホワイトのシャツというシンプルなスタイルで凛とした佇まいだ。
「舟を編む」で優秀主演女優賞に輝いた宮崎。松田龍平演じる主人公が思いを寄せる板前見習いの女性を演じていたが、この日はエスニックな色彩と刺繍がラグジュアリーなワンピースのスタイル。シースルーをふんだんに使った豪華な輝きを見せた。ロングドレスの中谷も優秀助演女優賞を受賞。市川海老蔵が千利休を演じた「利休にたずねよ」で利休の妻を演じた。この日、熊本県で舞台に出演するために欠席した海老蔵に「平成の狼藉者みたいなイメージがあると思いますが、現場ではまじめで人知れず稽古をされていた。15分前行動を心がけていらして、誰よりも早く現場に来ていました」と意外な一面を明かした。