東京家族
劇場公開日 2013年1月19日
解説
「男はつらいよ」「学校」シリーズの山田洋次81本目の監督作。映画監督生活50周年を機に、名匠・小津安二郎の「東京物語」(1953)にオマージュをささげた家族ドラマ。瀬戸内海の小さな島に暮らす平山周吉と妻のとみこは、子どもたちに会うために東京へやってくる。品川駅に迎えにくるはずの次男・昌次は間違って東京駅に行ってしまい、周平はタクシーを拾って、一足先に郊外で開業医を営む長男・幸一の家にたどり着く。すれ違った周平も遅れてやってきて家族が集い、そろって食卓を囲む。「東京物語」の舞台を現代に移し、老夫婦と子どもたちの姿を通じて、家族の絆と喪失、夫婦や親子、老いや死についての問いかけを描く。
2012年製作/146分/G/日本
配給:松竹
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2022年2月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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2回目の鑑賞
(1953年の東京物語は見ていません)
老夫婦が東京に住む3人の子供たちに会いに上京するという物語
3人の子供たちは上京した両親に、何かしてあげようとするのだが
急用ができたりなかなかうまくいかない
両親も子供たちとコミュニケーションが取れず手持無沙汰
でも出来の悪い子と思っていた次男(末っ子)には
しっかりした彼女がいて、紹介された母親は
「これからも上手くやっていってくれそう」と一安心
「東京来て良かった」と夫に話す母だが突然倒れてしまう
自分はこういうストーリーは好きだ
子供たちも何とかもてなそうとしてるし
長男も父親を自分で引き取ろうとしたり
古き良き昭和時代の物語で
ちょっと時代が合わないかな~
というのが正直な感想
2022年2月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
橋爪功扮する平山周吉は、吉行和子扮する妻と東京のへ出て来て息子家族の家に来た。両親が泊まりに来た回りのドタバタ劇が展開されるが急用が出来て結果的には誰も両親の相手が出来なかった。ホテルへ 泊まるもどうも要領を得ず、1泊で帰ったら邪魔者扱い。ふらついた妻が急死。年寄りの悲哀だね。
2021年9月19日
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子供たちの住む東京へ。子供たち孫たちに会える。とっても楽しみ出てきたんだろうなぁ~
それなのに親の気持ちにとは違うおもてなし
高いホテルに泊まって二人だけの時間を過ごす
何のために東京に来たのか寂しさが……
ダメな子と思っていた末っ子の彼女の優しさに息子の良いところが見えてきた。母親の優しいところが似ていると思い重ねる。
年を重ねると橋爪と吉行の親の思いが凄く胸に
響いてくる
遠くの親戚より近くの他人 正しくその通りですね
2021年3月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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慎ましく真面目一徹に生きる父を演じた橋爪功さん、慈愛に満ちた母を演じた吉行和子さんの味わいのある演技が秀逸。
夜眠る前、恋人との馴れ初めやプロポーズした時の話を母親に語る、次男晶次を演じた妻夫木聡さんの柔らかな表情とナチュラルな演技に魅了されました。
長女役の中嶋朋子さんを始め、キャストの皆さんの個性溢れる演技もいい。
病院の屋上でのシーンに涙が溢れました。
山田洋次監督の新作「キネマの神様」の上映が待たれます。
-何をしてるって、うな重がくるのを待ってるんだって
-空でも眺めとるほかなかろうが
NHK-BSを録画にて鑑賞
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