【第86回アカデミー賞】「風立ちぬ」受賞ならず 長編アニメ賞は「アナと雪の女王」!
2014年3月3日 11:15
[映画.com ニュース] 第86回アカデミー賞授賞式が3月2日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、長編アニメーション部門の受賞作は、ウォルト・ディズニーの「アナと雪の女王」(クリス・バック&ジェニファー・リー監督)に決まった。同部門にノミネートされていた宮崎駿監督の「風立ちぬ」は受賞を逃した。
同作は、アンデルセンの「雪の女王」に着想を得て、運命に引き裂かれた王家の姉妹が、凍てついた世界を救うために冒険する姿を描いた長編アニメ。アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞でも作品賞ほか5部門を制したほか、ゴールデングローブ賞でもアニメ賞を受賞。2月中旬には世界興収が9億5500万ドルを突破し、「トイ・ストーリー3」に次いでアニメーション作品では史上2位、ピクサー作品をのぞけばディズニーアニメでは最大のヒット作にもなっている。
アカデミー賞に長編アニメ部門が設けられた第74回以降、同部門を受賞したディズニーアニメはすべてピクサー・アニメーション社製(「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」「ウォーリー」「トイ・ストーリー3」「メリダとおそろしの森」)で、ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の長編アニメが受賞するのは初となった。ブロードウェイのミュージカル俳優が声優を担当。日本版では松たか子らが吹き替え声優を務めており、3月14日から公開される。
「アナと雪の女王」
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