B級映画の帝王ロジャー・コーマンにアカデミー名誉賞授与決定!
2009年9月14日 12:00

[映画.com ニュース] 自伝「私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか」という自伝で知られる映画プロデューサー兼映画監督で、「B級映画の帝王」と異名をとるロジャー・コーマン(83)に、アカデミー名誉賞が授与されることが決定した。
米映画芸術科学アカデミーが9月11日に発表したもので、コーマンは、「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザー PART II」や「アニー・ホール」「マンハッタン」で知られる撮影監督ゴードン・ウィリス(78)や、「脱出」「三つ数えろ」「百万長者と結婚する方法」「オリエント急行殺人事件」に出演、名優ハンフリー・ボガートやジェイソン・ロバーズの夫人でもあった女優ローレン・バコール(84)とともにアカデミー名誉賞を授与される。また、元ソニー・ピクチャーズCEOで、「クローサー」「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」のプロデューサーでもあるジョン・キャリーが、優れたプロデューサーに贈られるアービング・G・タルバーグ記念賞を授与される。
コーマンはもちろん、過去の映画人生においてアカデミー賞のノミネートすらないが、監督&プロデュース作品である60年の「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」、70年の「血まみれギャングママ」、75年の「デス・レース2000年」は今なおカルト映画として人気がある。また、60年代から70年代にかけて彼のもとで低予算映画の早撮りの製作方法を実地に学んだいわゆる「コーマン学校」の卒業生には、フランシス・フォード・コッポラ、ジョナサン・デミ、ジェームズ・キャメロン、マーティン・スコセッシ、ジャック・ニコルソンといった、のちのオスカー監督、オスカー俳優が多い。
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