オリエント急行殺人事件(1974)

劇場公開日:1975年5月17日

解説・あらすじ

アガサ・クリスティの名作推理小説「オリエント急行の殺人」をオールスターキャストで映画化したミステリー。1935年、私立探偵エルキュール・ポアロは大陸横断列車オリエント急行に乗り、ロンドンを目指していたが、豪雪のため列車が立ち往生してしまう。そしてその夜、列車内でアメリカ人の富豪ラチェットが何者かに殺害されるという事件が発生。ポアロは乗客たちから事情を聴き、事件の調査を開始するが、やがて殺されたラチェット氏と5年前にアメリカで起こったある事件とのつながりが見え始め、意外な真相が明るみになる。第47回アカデミー賞ではイングリッド・バーグマンが助演女優賞を受賞したほか、主演男優賞、脚色賞など計6部門にノミネートされた。

1974年製作/128分/G/イギリス
原題または英題:Murder on the Orient Express
劇場公開日:1975年5月17日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.5 アルバート・フィニーのポアロ

2026年3月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

この映画を初めて観たのはかなり昔、アガサ・クリスティのポアロシリーズを読み始めたのは最近
小説を読む度にポアロの姿がアルバート・フィニーになってしまう。
ルメット監督は密室劇がうまい。ラストの終わり方は原作のほうがよいが、最新のリメイク版よりはこちらの方がいい。
観て損はない映画と思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
野人

3.0 笑えるフィナーレ?〜「さあ、復讐の時間の始まりだ」

2026年3月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

1974(日本は1975)年公開、イギリス映画。
128分。

【監督】:シドニー・ルメット
【脚本】:ポール・デーン
【原作】:アガサ・クリスティ〜『オリエント急行の殺人』

主な配役
【エルキュール・ポアロ】:アルバート・フィニー
【ラチェット・ロバーツ】:リチャード・ウィドマーク
ほかに
アンソニー・パーキンス、ジョン・ギールグッド、ショーン・コネリー、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ウェンディ・ヒラー、レイチェル・ロバーツ、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、 マイケル・ヨーク、ジャクリーン・ビセット、マーティン・バルサムなど

◆シドニー・ルメットと豪華キャストたち

『十二人の怒れる男』、『セルピコ』、『狼たちの午後』
言わずとしれた社会派作品の巨匠、アメリカ人監督を起用し、ヨーロッパ出身の名優たちを豪華にキャスティングしたイギリス映画。

アカデミー賞6部門でノミネートされ、
イングリッド・バーグマンが助演女優賞を受賞した。主演女優賞は2度(『ガス燈』、『追想』)獲得していたが助演女優賞は初めてだった。

本家以外にイギリスアカデミー賞でも同賞を得た。

わたしは、彼女のファンなのだが、
アカデミー賞に値する役柄なのかは疑問に感じた。
ショーン・コネリーあたりも印象的だったが。

◆アルバート・フィニーのポアロ

彼がポアロを演じたのは本作のみだ。

ポアロのキャラがあまり好きでない私は、
アルバート・フィニーが演じるポアロで
とどめを刺された感もある。

「なんだこいつ?」
「金田一耕助を見習いなさい!」

心の中でつぶやきながら観ることになる。

◆笑えるフィナーレ

謎解きが終わり、犯行シーンが再現される。
「さあ、復讐の時間の始まりだ」
これは笑うところ、拍手を送るところ、
なんでしょうね。
イングリッド・バーグマン加点+0.5
☆3.0

コメントする 2件)
共感した! 3件)
Haihai

4.0 寝台車に乗った事がない…

2026年3月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1974年 シドニー・ルメット監督作

映画が原作を上回る事は滅多にないけど、個人的に、原作よりも映画の方が気に入った珍しいパターン。

小説では、登場人物が多いだけにキャラクタの把握に時間がかかったし、終盤での各人の心理描写も、些か物足りなく感じた。
全員の心理を追っていたら、リズムが悪く、読者が退屈してしまうだろうし。

その点、映像は強い。
役者の表情だけで観客には伝わるのだから。

真相を知った後で観ると、最初から、多くのカットで皆が、その後の展開や真相が前提の演技をしていて、2回目でも楽しく観られた。

ポアロのキャラクタとしては後の ピーター・ユスティノフ の方が自然な感じで好きだけど、原作に合わせたキャラクターの作り込みは アルバート・フィニー の勝利だね。

ユスティノフ版の真っ昼間の健康的な明るい豪華な感じも良いけど、こちらの豪華な配役にも関わらず、しっとりとした雰囲気や、プライドと強さを備えた登場人物のキャラクター作りが素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
TAKA

3.5 名作から考えさせられる正義とは何か!

2025年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

アガサ・クリスティの名作ミステリー小説を原作とした大人気作品を映画化しています。
映画も何回か実写化されていますね。
久しぶりにミステリーものを観たくなり、友人を誘って家で観賞しました。

一度観たことはあったのですが、昔の記憶なのでところどころそうだったなあと当時を思い出しながら観ていました。
ポアロシリーズはドラマも観ていたことがあり、犯人がなかなかわからない展開にとても楽しくなりました。
オリエント急行の話は、大どんでん返しというか、想像もしていなかった展開と犯人に何度見ても驚いていしまいますね。

ミステリー小説はいつも切ない結末が多いですが、今回は正義とは何かをとても考える作品でした。
もちろん犯罪はよくないことですが、法に裁かれなかった者たちに対しての負の感情がここまで膨れ上がるとこのような結末になってしまうのかと、、。
列車からの雪景色の情景が綺麗だからこそ、余計に切ない気持ちになったのかもしれません。

自分が突き通す信念と正義を正解にするのは自分次第なんだと感じた作品でした。
また、別の作品も観てみようと思います。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
中野祐治

他のユーザーは「オリエント急行殺人事件(1974)」以外にこんな作品をCheck-inしています。