「ファンタスティック4」シリーズが再起動。スタッフ&キャスト一新?
2009年9月4日 12:00

[映画.com ニュース] ディズニーによるマーベル・エンターテインメントの買収劇はハリウッドを仰天させ、ソニーは「スパイダーマン」シリーズ、パラマウントは「アイアンマン」シリーズ(他に「ハルク」「キャプテン・アメリカ」「ソー」「アベンジャーズ」)といったマーベルのフランチャイズ映画を引き続いて製作する、という声明を発表している。
米バラエティ誌によると、20世紀フォックスも、すでに2本作られて世界興収6.19億ドルを稼ぎ出しているフランチャイズ映画「ファンタスティック・フォー」シリーズを、新シリーズとしてリブート(再起動)させると発表した。同社は、プロデューサーとしてアキバ・ゴールズマン(「Mr.&Mrs.スミス」「ハンコック」)、脚本家としてマイケル・グリーン(「HEROES/ヒーローズ」「グリーン・ランタン」)を招き入れるのだという。
「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」「シンデレラマン」「アイ,ロボット」といった数々の脚本を執筆し、今やヒットメイカーとなったゴールズマンだが、コミック原作ものとして「バットマン・フォーエヴァー」「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」のペンを取った過去があり、「バットマン」シリーズをリブートさせる張本人となったゴールズマンだけに、シリーズの行く末を不安視しているウェブメディアも多い。
新シリーズがどのようになるのか正式な発表はまだないが、「スター・トレック」「バットマン・ビギンズ」のようにスタッフ&キャストが一新される公算が大きく、前2作の監督を務めたティム・ストーリーや、4人の超人を演じたヨアン・グリフィズ(Mr.ファンタスティック/リード・リチャーズ)、ジェシカ・アルバ(インビジブル・ウーマン/スー・ストーム)、クリス・エバンス(ヒューマン・ストーム/ジョニー・ストーム)、マイケル・チクリス(ザ・シング/ベン・グリム)の再登板はなくなる模様だ。
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