バットマン・フォーエヴァー

劇場公開日:

解説

ボブ・ケインが生んだアメコミのダーク・ヒーロー、バットマン(DCコミックス刊)のスタッフ・キャストをリニューアルした映画版シリーズ第3弾。架空の町ゴッサム・シティを舞台にヒーロー、バットマンと邪悪な怪人たちとの闘いをスピーディに描く。監督は前2作のティム・バートンに代わり「依頼人」のジョエル・シューマカーが登板。製作はバートンとピーター・マクレガー・スコット、脚本はリー・バッチラー、ジャネット・スコット・バッチラー、アキヴァ・ゴールドマン、撮影は「ペリカン文書」のスティーブン・ゴールドブラット、美術は「フォーリング・ダウン」のバーバラ・リング、編集は「逃亡者(1993)」のデニス・ヴァークラー、音楽は「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のエリオット・ゴールデンサル、特殊視覚効果は「スター・ウォーズ」のジョン・ダイクストラ、特殊メイクは「ウルフ」のリック・ベイカーらがそれぞれ担当。主役のバットマンには前2作のマイケル・キートンに代わって、「トゥームストーン」のヴァル・キルマー、また今回シリーズ初登場のバットマンの相棒ロビン役には「三銃士(1993)」のクリス・オドネルがそれぞれ起用された。対する悪役の怪人はリドラーに「マスク(1994)」のジム・キャリー、トゥー・フェイスに「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のトミー・リー・ジョーンズがそれぞれ扮し怪演をみせるほか、「冷たい月を抱く女」のニコール・キッドマンが妖艶な女性精神科医役で華を添える。

1995年製作/122分/アメリカ
原題:Batman Forever
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1995年6月17日

ストーリー

ゴッサム・シティ。敏腕検事だったが法廷で硫酸をかけられて、人格が変容、狂気に陥った怪人トゥー・フェイス(トミー・リー・ジョーンズ)が銀行を襲撃。警察署長ゴードン(パット・ヒングル)と多重人格の権威Dr.チェイス(ニコール・キッドマン)の要請で出動したバットマンは大惨事を未然に防ぐ。バットマンの正体は大企業家ブルース・ウェイン。彼の会社の研究員エドワード・ニグマ(ジム・キャリー)は、ウェインに自分が発明したマインド・コントロール装置を嬉々として見せるが、相手にされない。彼は工場長を自作の実験台にして殺害、怪人リドラーとなってウェインに奇妙ななぞなぞを送り始めた。幼いころ両親を殺害されたウェインは、幻覚に悩まされており、カウンセリングを受けにチェイスのもとへ。二人はサーカス見物にいくが、小屋がトゥー・フェイスに占拠され、爆弾騒ぎとなった。トゥー・フェイスの部下に家族を殺された空中ブランコ乗りのディック・グレイソン(クリス・オドネル)はウェインの屋敷に住むことになった。敵討ちのことしか頭にないディックに、復讐はむなしいものだと説くウェイン。リドラーは、愛人のシュガー(ドリュー・バリモア)とスパイス(デビー・マザール)と戯れているトゥー・フェイスのもとへ行き、例の発明を使ってゴッサム・シティ乗っ取りをもちかけ、2人は結託。バットマンに惹かれていたチェイスは、いつしか自分が本当に愛しているのはウェインであることに気づく。ウェインもチェイスを愛しており自分がバットマンであることを自邸で彼女に打ち明ける。その場をトゥー・フェイスとリドラーが襲撃、チェイスを誘拐した。ディックは執事アルフレッド(マイケル・ガフ)のはからいで、バットマンの助手“ロビン”となった。リドラーの謎かけを解き怪人の正体がニグマであることに気づいた2人は敵の本拠地へ行き、マインド・コントロールの装置を破壊。トゥーフェイスは倒され、リドラーはバットマンが植えつけた恐怖のイメージによって発狂した。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第68回 アカデミー賞(1996年)

ノミネート

撮影賞 スティーブン・ゴールドブラット
音響賞  
音響効果編集賞  

第53回 ゴールデングローブ賞(1996年)

ノミネート

最優秀主題歌賞
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映画レビュー

2.5ヴァル・キルマー

2023年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

興奮

メンバーが変わった第三作、バットマンはヴァル・キルマー、トゥー・フェイスはトミー・リー・ジョーンズ、怪人リドラーにジム・キャリー、ヒロインにニコール・キッドマンと豪華な配役に加えて、ロビン(クリス・オドネル)も登場する。
バットマンはあまり目立たず、ジム・キャリーのほぼ独壇場か。

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いやよセブン

3.0ヴァル・キルマー演じるバットマン

2023年6月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

久し振りに観たのでレビューします。

2、3回目の観賞で、前は良く思わなかったんだけど、やっぱ良くない(笑)

シリーズ3作目に当たる、ヴァル・キルマーが演じるバットマン。

映画全体の色使いがカラフルで、敵はコミカルタッチ、

その方がアメコミっぽいんでしょうけど、

ダークでシリアスなバットマンの方が好きです。

トゥーフェイス、リドリー、とも、別作品では、ダークでシリアスな敵として登場しますが、この作品では酷い(笑)

監督はジョエル・シュマッカーで、心を深くエグる『8mm』と同じ監督、

同じ監督とは思えない、ビックリだ。

敵は2人で、バットマンの仲間が登場し、豪華キャスト!と、面白くなりそうな要素が満載なのに…

緊張感なくてハラハラしない、ぬるくてダレダレ(笑)

甘め評価で60点ぐらい。

魚屋、指圧、スラムダンクと、日本語のネオンがゴッサムシティに光ってます。

『ブレードランナー』の影響でしょうね。

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RAIN DOG

3.5隠れた名作。ロビン誕生秘話

2023年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

バットマンの相棒。ロビン。その悲しい生い立ちをドラマチックに語る。

シリーズにまともに出てきたのはこのエピソードだけで、ダーク路線を突き進みだしてからは、孤独なバットマンに相棒はおろか、賛同者すらいなくなるという展開で、つながりはないものの、この時のバットマンがいちばん明るい(それでもクール)んじゃなかろうか。

アダム・ウエスト時代のコミック調のバットマンならともかく、ちゃんと考証もされていて、すごく魅力的なロビンになっています。なおさら、シュワちゃんが出てきた次のバットマンのひどさが際立つのです。ジョージ・クルーニーが出たことを後悔しているほどに。

ちなみに、60年代風のロビンが現代のバットマンにくっついてきて、敵役のベインにボコボコにされる動画、お暇があれば一見の価値ありです。

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うそつきカモメ

2.0豪華な俳優、でもなんかグダグダ

2022年12月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

トミーリージョーンズ、ニコールキッドマンにジムキャリーと日本でもお馴染みの俳優がでているのだが、なんか空振り感がありました。トミーリージョーンズとジムキャリーのキャラが強すぎて、バットマンとロビンの印象が薄く、特にバットマンの活躍が…。マスクのまま、キスをするのもちょっとね、なんかマスクのときはみんなの正義の味方でいてほしいなぁなんて感じました。クリストファーノーランやティムバートンのが良かったので、それとの比較になってしまいますが。

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Raita Maipen