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スコセッシ監督「沈黙」に、D・デイ=ルイス&B・デル・トロ出演!

2009年2月4日 12:00

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日本で撮影と思ったら、 ニュージーランドでした
日本で撮影と思ったら、 ニュージーランドでした

[映画.com ニュース] オスカー受賞監督マーティン・スコセッシが長年映画化を切望していた、遠藤周作原作の「沈黙」が今年の年末よりニュージーランドで撮影開始されることになった。米バラエティ誌が伝えたもので、ダニエル・デイ=ルイス(「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」)、ベニチオ・デル・トロ(「トラフィック」)というオスカー俳優2人と契約を済ませ、ガエル・ガルシア・ベルナル(「バッド・エデュケーション」)とも契約寸前だという。

「沈黙」は17世紀の歴史文書に基づいて芥川賞作家・遠藤周作が1966年に創作した、江戸時代の島原の乱後の日本・長崎を舞台にした歴史小説。主人公は、イエズス会のポルトガル人宣教師セバスチャン・ロドリゴとフランシス・ガルベ。2人は日本人キチジローの案内で五島列島に潜入。幕府から激しい弾圧を受ける隠れキリシタンへの布教活動に身を捧げるが、長崎奉行から追われる身となる。神と信仰の意義を問う、「深い河」などと並ぶ遠藤周作の代表作だ。

スコセッシ監督は同作の映画化に10年以上も前から着手。「クンドゥン」(97)後には、すでに脚本家ジェイ・コックス(「ギャング・オブ・ニューヨーク」)による脚本が完成していたという念願の企画だ。何度も企画が浮かんでは消えていたが、「ギャング・オブ・ニューヨーク」「ディパーテッド」のプロデューサー、グラハム・キングが、ジャンニ・ヌナーリ(「300/スリーハンドレッド」)、バーバラ・デフィーナ(スコセッシ監督元妻のプロデューサー)と製作を務めることになり、2大オスカー俳優を得てGOサインが出たようだ。

現在、ロブ・マーシャル監督「ナイン」に出演中のデイ=ルイスにとって、「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事」「ギャング・オブ・ニューヨーク」に続く、スコセッシ作品3度目の主演作となる。また、デル・トロとベルナルは、「チェ」と「モーターサイクル・ダイアリーズ」で革命家エルネスト・チェ・ゲバラを演じた縁がある。

気になるキチジローや長崎奉行・井上筑後守といった日本人キャストについても間もなく発表される見込みだが、「SAYURI」「バベル」の役所広司らが映画界の噂では第一候補になっている模様だ。


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