ナイン(1983)

劇場公開日

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解説

高校野球をテーマに、高校生の友情や初恋の甘美な青春を描く。『少年サンデー』に連載されたあだち充の同名漫画のアニメ化で、脚本は「白鳥の湖」の布勢博一、監督は「ジャックと豆の木」の鈴木ギサブローがそれぞれ担当。主題歌は、倉田まり子(「青いフォトグラム」「真夏のランナー」)。

1983年製作/71分/日本
配給:東宝

ストーリー

青秀高校の新入生、新見克也と友人の唐沢進は野球部の試合観戦に行くが、弱体野球部はこの日も敗け、連敗記録を39にした。その時スタンドに哀しげな少女の姿を見た二人は野球部に入部を決意。その少女は野球部監督の娘・中尾百合で学校でもクラスが同じになった。進学校の青秀は運動系クラブが弱体で、夏迄に一勝しないと中尾監督は辞任させられる。これを聞いた二人は闘士満々だが、初体験の野球に失敗の連続。しかし、百合の笑顔見たさに練習に励むうち腕をあげていった。そんな時、中学野球の優勝投手・倉橋永二が入部、念願の一勝をあげる。そこに、女高生の人気の的、武南高校の甲子園投手・山中健太郎が出現し、百合にアタック。同じ頃、克也は一年生で陸上選手の安田雪美のコーチを監督命令でさせられた。雪美は中学時代、陸上選手で活躍していた克也のファンで彼にアタックして来た。克也は戸惑うが、徐々に妹のように思い始めていた。ある日、百合の定期入れを拾った山中は、彼女の写真を秘かに持っていた百合の気持ちが解り嫉妬した。山中は自分の写真を入替えて故意に克也から百合に渡させる。写真を見た克也は百合が山中に好意を抱いていると思い込み、百合もまた、雪美と一緒にいる克也を見て誤解していた。夏の甲子園地区予選が始まり、青秀は一回戦は克也のファインプレイで勝ったが、二回戦、山中が率いる武南高校とあたり一対〇で惜敗した。夏休み、百合の誕生日に野球部一同が百合マネジャーにケーキをプレゼント。その日甲子園の決勝戦で優勝した山中はブラウン管を通して百合に誕生日のメッセージを贈った。誕生パーティーに欠席した克也は自宅に戻り勇気を出して百合に電話をする。そして、すれ違っていた二人の想いはやっと通じ合った。

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