スタジオツアー東京「炎のゴブレット」特別企画 : 特集
【忖度なし本音レビュー】「炎のゴブレット」特別企画が初開催! ハリポタファンはスタジオツアー東京に、“いま”行くべきか?楽しめるのか? 編集部のガチファンが実際に行って徹底検証してきた!

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東京・豊島園にある「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、スタジオツアー東京)で、魔法界の新たなイベントが始まっています! 9月8日までの期間限定で特別企画「炎のゴブレット」が開催中です。

Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.
それは、公開20周年を迎えた伝説的名作映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」をめぐる夢のような体験。あの名シーンが“目の前の現実”に現れ、限定フードやグッズも堪能できる、まさに魔法のような空間が誕生しているのです。

とはいえ、映画.comユーザーのなかには、スタジオツアー東京にもう行ったことのある方はもちろん、行きたいけど行ってない、行こうか迷っている人も多くいるはず。
ということで今回は、編集部の「ハリー・ポッター」ファンが、実際に特別企画「炎のゴブレット」を体感してみて、どこに心が震えたかを徹底レポートしていきます!

特別企画をきっかけに、スタジオツアー東京へ行く価値があるのでしょうか? そしてリピーターにも、初訪問の人にもおすすめできるのでしょうか??
皆さま。ここからは、映画.comの編集部員である前に、一人の「ハリポタ」ファンとして正直な感想をお伝えすることを約束します! そして、あえて結論を言います。
>>「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の詳細はこちら!
【忖度なし感想】ハリポタファンが「炎のゴブレット」
特別企画で徹底検証!“本気でよかった”を伝えます。

筆者は「ハリー・ポッターと賢者の石」の原作&実写映画ともに衝撃を受けてから「ハリポタ」好きに。スタジオツアー東京は仕事で1回、プライベートで1回訪れており、どちらもたっぷり堪能した結果「いつかここに住みたい」と願うようになりました。
しかし、とても好きな場所であると同時に、金銭的事情や交通の面などから、「次に行くのはちょっと先かも?」と気持ちが落ち着き始めていました……が、特別企画の開催を知り、秒でリピートを決意。
ファンとしてのガチレポートを届けなきゃという使命感を抱えながら、スタジオツアー東京は初だという編集部員Aさんと一緒に取材に行ってきました。
ローブ&ネクタイ&杖&小さいヘドウィグを腕に身につけ、いざ、入場です。

【「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」とは?】

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ホグワーツ魔法魔術学校の4年生になったハリーは、およそ100年ぶりに開催されることになった伝統の三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)に出場し、3つの課題に挑む。ヴォルデモート卿の復活が描かれ、シリーズのターニングポイントとなる重要な作品。
●[最初に結論]
初開催の特別企画「炎のゴブレット」…想像以上に良いですよこれ!!
伝説の試合、闇の勢力の脅威も…夢にまでみた“世界”が目の前に! 撮れる写真が全部映えてエグい!!

どうしても抑えきれず言っちゃいますが、特別企画「炎のゴブレット」本当に最高でした!!!!!!!
楽しみ過ぎて取材前日はなかなか寝られず。「こうなっていたらいいな」「あのシーンはこうだろうな」と頭の中で想像していた世界が、想像以上の完璧なクオリティーで目の前に現れたのです!
具体的な“本気でよかったところ”はこれから書いていきますが、とにかく写真と動画を見てください!
ハリーが挑むことになる伝説の試合、ヴォルデモート卿の復活など、映画の名シーンの数々が再現され、さらにどれもイイ写真が撮れるのも嬉しい。思わずAさんに「写真撮ってもらっていいですか? 私も写る感じで」と何枚もお願いしちゃいました。

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●[まず、来て最初に感じた“本気で良かった”のは…]
あの名シーンがよみがえる…… 青い炎ゆらめくゴブレットの演出に感動

施設に入ってすぐの“ここに来られて良かった”と心の底から思う大広間(本当にすごい空間です!!)。足を踏み入れると、中央には青い炎が揺らめくゴブレットがありました。
“魔法界”での歴史を感じさせるデザインと圧倒的な存在感に、しばし言葉を失い、心がぎゅっと掴まれた感覚がありました――。

そしてこのゴブレットの周りには、ダンブルドアが引いた年齢線が引かれており、年齢線を越えようとして老けてしまったフレッド&ジョージの姿も!
とても印象的なシーンですよね、みなさん覚えてますか? 「ここを再現するんだ!」と、序盤から胸が高鳴って仕方ないです!!


さらに驚いたのが、ゴブレットの炎が青から赤に変わると、選手の名前が書かれた紙片が宙を舞うという、映画のあのシーンの演出! この日、私も体験させてもらいましたが、紙に書かれていた名前は……ぜひご自身で確かめてください!

また、ゴブレットの後ろには優勝杯やゴブレットを入れるケース(なんと、実際に映画の撮影で使われていたもの!)も飾られているので、こちらもご注目を! みればみるほど、テンション上がりっぱなしですよ。

●[なかでも、細かすぎるけど“本気で良かった”のは…]
意外にも“水中に沈むロン”の展示!? ほかにも「監督生の浴室の蛇口」もめちゃくちゃよかった!!

もしかしたらちょっとマニアックかもですが、本気で良かったので以下、お伝えさせてください……!
特別企画では、ハリーと対決するドラゴン(ハンガリー・ホーンテール)の展示や、ヴォルデモート卿の復活の段階によって徐々にデザインが変化していく死喰い人(デスイーター)のマスク、三大魔法学校対抗試合に登場した細やかな小道具、刺繍のひとつひとつにストーリーがこめられた衣装など、貴重な品々が展示されています。

Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.


なかでも、思わず「これはすごい」と声が漏れたのが、「トム・リドルの墓」! 高さ3メートルにおよぶ“ヴォルデモート卿復活の舞台”ですが、実は日本初上陸。
撮影当時のデータをもとに、実際に映画制作に携わったスタッフが忠実に再現しています。あまりにも不気味なのに、ずっと見ていたくなる不思議な魅力がありました。

さらに個人的には、第二の課題に登場した“水中に沈むロン”の展示のトリコに。深い湖の底に囚われたそれぞれの大切な人を取り返すという課題で、ハリーは大切な親友のロンを救おうと奮闘しますよね。
あのハラハラドキドキの感情がよみがえってくるんです。

このシーンの撮影では精巧につくられた水中ダミー人形が使用され、今回の特別企画では、実際に撮影に使用されたものを展示しているんです!
細かい細工で水中にいる髪の動きや肌の質感が表現され、映画制作スタッフたちによるこだわりの職人技を間近で、いろんな角度で見ることができ、むちゃくちゃ眼福なんですよ……!

そのほかにも、「監督生の浴室の蛇口」という、ファンにはたまらない“細かすぎる展示”があり、「そこ再現するの良すぎるでしょ」と思わず笑ってしまいました!
ホグワーツの監督生が使うバスルームは、実は普通の生徒が使うもの(薄汚い感じ)とは全然違って、色とりどりの泡でいっぱいの大きなバスルームなんですよね(きれいな感じ)。

これを再現した色鮮やかな蛇口は、ファン的にはいつかじっくり見てみたかったものの一つ。
その傍らには「パジャマ姿でダンスの練習をするネビル」の展示もあって、ホグワーツの生徒の“生活”が感じられる展示が楽しめるのも、スタジオツアー東京を訪れる醍醐味の一つなんです。

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●[ここでちょっとブレイク]
“すごい人”に遭遇&「ハリポタ」ファンの皆さまへ素敵なメッセージを預かりました
実は取材中にとある“すごい人”に遭遇しちゃいました。映画「ハリー・ポッター」シリーズで衣装を手がけたローラン・ガンシーさんが、展示エリアに普通にいたんです、すごくないですか!?

ガンシーさんをご存知でしょうか? スタジオツアー東京のクリエイティブ・コンサルタントも務めている“超重要人物”なのですが、今回の企画にあわせて来日し、展示をチェックしていたそう。
忙しそうでしたが、ダメ元で突撃取材をお願いしたらなんと快諾で、少しお話ししてくださいました(気さくで超サービス精神旺盛でした)。
特別企画について、ガンシーさんは「課題にあわせて変化するハリー、セドリック・ディゴリー、ビクトール・クラム、フラー・デラクールのコスチュームの違いを見てほしいです。それぞれの性格にあわせて衣装を作り、キャラクターの一面を表現しています」と説明。

さらに、スタジオツアー東京という特別な場所について「ファンの方々にとっては、第二の家のようなものだと思います。映画だけでなくここにも携わった私にとっても、第二の家みたいです」とにっこり。ここに足を運ぶ「ハリポタ」ファンへ向けて「ありがとうと伝えたいです。誇りをもって作った衣装を見てもらえることが嬉しいです」と感謝を伝えていました。
●[さらに映画好きとして“本気で良かった”のは…]
映画の秘密がわかる展示! こうやって製作されているのか! だから映画って面白いんだ! 「映画の魔法」が解き明かされる!

スタジオツアー東京内を巡っているうちに、ダイアゴン横丁、魔法省、9と3/4番線のゾーンにたどり着きました。常設の場所で筆者は3回目になりますが、どれも大好き。
そしてダイアゴン横丁の建物をよ~く見てください! マグルの世界の建物とは違って、歪んだような造りになっているんですよ!

ここで、同行していた編集者Aさん(特にハリポタファンではない)がポツリ。
「絶対にカメラに入らないようなところでも、こんんんんんなに細かく作りこまれているんですね! 携わった人たちの執念みたいなものを感じますね」

そ、そ、そ、そ、そ、そうなんですよ!!!! 魔法省の奥の方の部屋の細かい小道具とか、ダイアゴン横丁にあるお店の奥の方とか、ここまでやるかっていうくらいの“完璧な仕事ぶり”を見ることができて、私たち映画好きとしても発見だらけなんですよね!
私はダイアゴン横丁にあるお店の窓の汚れ具合をじっくり見るのが好きなんです。あと、映画に使われる音の作り方とか、衣装にこめられた意味も勉強になりますよね。知れば映画鑑賞が何倍も楽しくなって~~~~~
とかなんとかが頭にかけめぐりながら、一言「ですよね」って返しました。次に来た時、細かい部分はもっと時間かけて見るといいんですよ~。あと私、ダンブルドアの死からまだ立ち直れていないので、スタジオツアー東京に来ると「生きてる」って思えて(涙)……。

そんなこんなで、取材の終盤はホグワーツ城の模型のゾーンへたどりつきました。ここで待っていたのは、初のプロジェクションマッピング! これもむちゃくちゃ必見です!
目の前のホグワーツ城に、ファイアボルトに乗ったハリー、炎を吐きながら迫るハンガリー・ホーンテールの姿が映し出され、まるで映画の中に飛び込んだかのよう。

音楽も映画と同じスコアなので、ホグワーツ城を見ながら映画鑑賞しているような、最高に贅沢な体験ができるのでオススメです!
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●【ファンのためのグッズ&グルメ情報】
ここでしか買えない・食べられない限定商品が山ほどあります! もうここから帰りたくない…

そしてそして、忘れちゃいけないのがグルメですよね!!スタジオツアー東京内の人気レストラン「バックロットカフェ」では、特別企画にあわせて、「トライウィザード・トーナメントアフタヌーンティー」(7800円/税込)が期間限定で注文できます。

このアフタヌーンティー自体も素敵なんですが、注目は、第一の課題で登場したミニチュアドラゴンのアイシングクッキーがランダムで一枚もらえること!
映画でドラゴンを選ぶシーンがありましたよね、それと同じように、巾着に入ったドラゴンのクッキーを引くので、どれが当たるのかドキドキ感も味わえます。

Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.
さらに「フードホール」や「フロッグカフェ」にも、何枚も写真に撮りたくなるような、友だちに何としても伝えたいような限定メニューが登場中です。ファン心をくすぐられる、絶対にコンプリートしたいやつばかりです……!


また、グッズが売られている「メインショップ」には、特別企画にあわせてボーバトン魔法アカデミーをテーマにした新作コレクション(数量限定)が登場。フランスの魔法学校ならではの気品あふれるデザインのグッズに、ついつい財布の紐がゆるみます(完全に魔法)。


展示を“みる”だけじゃなく、グッズを“身につけたり”、フードを“食べたり”。さらには展示の中に隠れたモチーフ探しが楽しめる「アクティビティ・パスポート」など、参加型の仕掛けまで充実。
“全身で「ハリー・ポッター」の世界に入り込む体験”が、360度、詰まりに詰まっているんですよ!

「たっぷり見たからしばらく来なくていいかな」なんて考え、間違っていました。何度来ても、何時間いても、何日いてもまったく飽きない。
帰ったら「炎のゴブレット」を絶対に観ようと決めていましたし、「その次はどれを観返そうかな」と、魔法の物語に会いたくてたまらなくなっている――。
そんな最高の時間が、スタジオツアー東京であなたを待っています。
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●【ハリポタファン、映画ファンなら、絶対に行かないと後悔する聖地】
やっぱり、ここに住むことを決めました。今しかない「炎のゴブレット」特別企画のチャンスに、ぜひ行ってほしい――!
改めてスタジオツアー東京を訪れた結果、やっぱりいつかここに住むことを決めました。夢です。ローラン・ガンシーさんも「第二の家」と言っていたし、ここに住みたくなる気持ちは正しいんです。
ここに来れば、「ハリー・ポッター」に夢中になっていたあの頃の気持ちを思い出して懐かしくなったり、もっと映画を好きになったり。何度訪れても、驚きと喜びに満ちた最高の体験が待っています。

気が付けばもうゴールデンウィーク。そして、あっという間に夏休み。期間限定の特別企画「炎のゴブレット」は9月8日まで開催中です。「ハリポタ」ファンなら、そして映画好きなら、スタジオツアー東京に行きましょう!
>>「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の詳細はこちら!