サンダーボルツ* : 特集
【こんなマーベルはありなのか!?】ヒーローじゃない、
最強でもない、でもやるしかない― “クセ強無法者た
ち”の敗者復活戦は「スラムダンク」であり「チェンソ
ーマン」であり「A24」であり「アベンジャーズ」だ!!!

予告編&基本情報に触れるだけで“言いようのない「めっちゃくちゃ良さそう」感”が湧き上がってくる――この気持ち、同意していただけますかね!? マーベル・スタジオ最新作「サンダーボルツ*」(5月2日公開)は、そんなトキメキを感じる稀有な一作だと、私たち映画.comは断言します。
ルール無用のやべぇ奴らがチームを組んで“世界を救う”激アツな物語。注目してほしいのは、本記事のタイトルにも書いたような“尖った意外性”が満載な点です。

世界熱狂が確定している「アベンジャーズ」新作の公開が迫る今、マーベル映画は“新たな黄金期”に突入しています。「サンダーボルツ*」は、その盛り上がりをブーストする超重要作に違いない(その証拠に、第1弾キャスト発表が世界的に話題になった「アベンジャーズ ドゥームズデイ(原題)」にサンダーボルツ*メンバーの参加が正式決定!!!!)。
【強烈に面白そうな6つの要素】ファンも、そうじゃな
い人も、離脱者も─“マーベルの最新進化”を体感して!
「サンダーボルツ*」に魅了されてしまう今日この頃――。期待が高まって仕方ないので、映画.comが予告編や世界中の情報に隅々までアクセスし、本作の必見ポイントを独自にまとめてみました!
【➀「サンダーボルツ*」は予告編がアガリすぎる】
単純明快にして興奮確定! 深いマーベル知識はいらなそう…“これ1本”で超楽しめる、“この1本”からまた始められる!それが「サンダーボルツ*」!

「サンダーボルツ*」は映像を観れば、一発で「これは面白そう」と直感します!え?言われるだけじゃ説得力がない?であれば、ぜひ予告編をチェック。理屈じゃないのよ、このポテンシャルは!
……どうですか、予告編を観終わりましたか?

(C)2022 Disney. All rights reserved.
さらに言うと、“クセ強・無法者軍団”サンダーボルツ*の結成と初の活動を描くだけに、前例が当てはまらず、ゆえに本編で何が起こるかは“予測不能”。監督のジェイク・シュライアーが「過去のマーベル映画を観てなくてもOK」とコメントしているので、ハイレベルな知識がなくても十分に楽しめそうです。
つまり、マーベルファンはもちろん、ファン“じゃない人”にも「この1本だけで楽しめる」、離脱しちゃった人にも「この1本からまた楽しめる」と、猛プッシュできる映画なんです!!
②【「サンダーボルツ*」の物語は「スラムダンク」である】
両作の共通項は、寄せ集め“問題児軍団”の大活躍&想像以上の死闘 ほかにも「チェンソーマン」など神作品の“エッセンス“を感じ、胸がもう熱くなっている

ここからマジ顔で過激なことを言います。「サンダーボルツ*」を日本向けにわかりやすく表現するとしたら、これは「スラムダンク」です。
というのも、「サンダーボルツ*」に登場するのは、潜在能力も心に秘めたアツい思いもあるけれど、エリートやヒーローではなく、かつて悪事を犯した過去に傷を抱える者たち。一方「THE FIRST SLAM DUNK」の特大ヒットも記憶に新しい「スラダン」の中心チーム・湘北高校もバスケ未経験者や不良だったりと“才能はあるけど問題児”だらけ。
「スラダン」は、そんな問題児軍団が“絶対勝てっこない”強敵に挑み、“普通のチーム”では辿り着けないチームワークをみせ、“奇跡”を起こします。サンダーボルツ*のメンバーも、アベンジャーズ全員を合わせた以上のパワーを持つヴィラン・セントリーに挑むということで、名もなき者たちが強大な敵に挑むアツいドラマに期待大です!
その他にも、善と悪の境目が曖昧なぶっ飛んだキャラが多数登場する「チェンソーマン」、ダークな奴らにも“涙”を誘う歴史ありの「鬼滅の刃」、個性&エゴがぶつかりまくって“奇跡”が生じる「ブルーロック」といった“神漫画”を想起。この映画、日本中が“ドハマり”したエッセンスが詰まっているのかも!?
③【「サンダーボルツ*」に「トイ・ストーリー3」的感動!?】
監督が「ウッディやバズたちの焼却炉のシーン」がモチーフと告白…観客の心を激しく揺さぶる“感動”がありそう

実は、シュライアー監督が期待値爆上がりの発言をしています。
それは「トイ・ストーリー3」の要素を「取り入れている」というもの。どうやら重要シーンで「ウッディたちが焼却炉に落ちてしまう場面」をモチーフにしているらしいんです。
さらには「サンダーボルツ*」のキャラたちは、「トイ・ストーリー3」のおもちゃたちのように、“時代遅れになることの危機”に陥っていて……過去を抱えて生きるか、新たな一歩を踏み出すか――ヒーローになれなかった者たちによる、人生逆転をかけた敗者復活戦のドラマに"感情移入ポイント”を作り出しているようです。
意外や意外、何者にもなれなかった者たちの人生逆転劇という、“激しく心を揺さぶる”感動的な展開が待ち受けていそう!
④【「サンダーボルツ*」には「A24作品」の強刺激があった! 】
作風はスーパークール、スーパーアーティスティック! A24作品のキャスト・スタッフが斬新映像体験を創出!?
映画ファンであれば、作家性&芸術性が際立った作品を発信してきた映画スタジオ「A24」はご存知ですよね。で、その「A24」が「サンダーボルツ*」と関係“大アリ”です。
クリエイター陣は「A24」作品で名を馳せた人ばかり。監督のジェイク・シュライアー(「BEEF ビーフ」)を筆頭に、「ヘレディタリー 継承」「ミナリ」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に参加したスタッフが結集しています。
また、A24作品参加キャストも名を連ねていて、物語の核を成すエレーナ役のフローレンス・ピューも「ミッドサマー」で一躍有名に。しかも、彼女自身も本作に「A24的な雰囲気」を感じているそうで、そこにマーベルらしい爽快さも備わっている!?
「A24×マーベル」という“異様な映画体験”は、良作を求める人にこそ体感して欲しい!!!!
⑤【「サンダーボルツ*」の輝きは「アベンジャーズ」級】
あの“超スケールな大集結のときめき”、再び―アベンジャーズがいない今、“こいつら”が世界を救うってのが鬼アツ

本作で描かれる危機は「人類消滅」。でもアベンジャーズは、もういない――。ヤバすぎ!な状況で、アベンジャーズとは“真逆”の特性を持った奴らが世界を救おうとする感じもたまらんですよね……!
「アベンジャーズ エンドゲーム」鑑賞済の方、思い返してみてください。“絶体絶命”の瞬間に凍り付き、それが覆った瞬間にとてつもない高揚感を感じませんでした?
“こいつら”も同様の大どんでん返しをしてくれそうな予感がしているので「エンドゲーム以降のマーベル作品は観てないなぁ」という人ほど、この作品で“カムバック”してほしいんです。

そしてもうひとつ、予告編を見ていると“敵”の強さに絶句するはず。空を飛べず、殴って撃つだけの肉弾戦を基本戦術とする「サンダーボルツ*」。ぶっちゃけ勝利は見えません……が、それでも「やるしかない」んです!
⑥【今、マーベル映画に新たな黄金期が到来中】
「デップー」「新キャプテン・アメリカ」が連続ヒット そして…“記憶を消してもう一度観たい”最高の映画体験が、「アベンジャーズ」新作でまたやってくる――!
今、マーベル映画がまた面白くなっています。人気漫画「ONE PIECE」が最終章に入り、「今が過去イチ面白い」と評判になっているのと同様に――。
「デッドプール&ウルヴァリン」「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」が連続で大ヒットしているという“現実”を鑑みても、再注目の兆しがあることは確実。今後も「ファンタスティック4 ファースト・ステップス」や「アベンジャーズ ドゥームズデイ(原題)」「アベンジャーズ シークレット・ウォーズ(原題)」が控えています。

(C)2024 Getty Images/Getty Images for Disney
ワクワク感が抑えられないのは、私たちだけでしょうか!? 思えば「エンドゲーム」は“記憶を消してもう一度観たい”と謳われるほどの“大傑作”でした。映画館が揺れるほどの衝撃、観客との一体感、最高の没入……あの体験が、“新アベンジャーズ”公開でまたやってくるはず!
まさに「マーベル映画の新たな黄金期」の到来、そんな上昇気流に乗って投じられるのが「サンダーボルツ*」です! しかも撮影が開始された「アベンジャーズ ドゥームズデイ(原題)」の第1弾キャストに“無法者軍団”の名前が――新「アベンジャーズ」に向けて、本作はその鍵を握る重要なターニングポイントとの噂もあり、後発作品へと向けた“ブースト”となることは間違いありません!!
【結論】この映画、破天荒&革命的 コアファン、マーベル初心者、そしてかつてファンだった人も…新たな“熱狂”の波に乗ろう。ぜひ劇場で、“マーベルの最新進化”を体感して!

「スラムダンク」的チームドラマ、「トイ・ストーリー3」に通じる感動、「A24」らしい異質なセンス、そして「アベンジャーズ」ばりの壮大なスケール感……映画.comは、本作を“革命的なマーベル映画”になっていると予想しています。
コアファンはもちろん、マーベル初心者、そしてかつてファンだった人も、ぜひ本作を劇場で目撃し“マーベルの進化”を体感してほしいと、心から強く、強く願っています。
新「アベンジャーズ」へと続く“新たな熱狂”――この波に乗るためにも「サンダーボルツ*」は鑑賞必須です!!!!
