イーストウッド、ソダーバーグ、ベンダース監督最新作がカンヌへ!
2008年4月24日 12:00

[映画.com ニュース] 5月14~25日まで開催される第61回カンヌ国際映画祭の正式上映作品リストが4月23日早朝(仏時間)、同映画祭事務局より正式発表された。〈以下、監督名(パルムドール受賞作)〉
アメリカ人映画作家では、クリント・イーストウッド監督のスリラー「チェンジリング(The Changeling)」(アメリカ/アンジェリーナ・ジョリー主演)、パルムドール受賞経験があるスティーブン・ソダーバーグ監督(「セックスと嘘とビデオテープ」)のチェ・ゲバラ伝記映画「Che」2部作「The Argentine」「Guerrilla」(スペイン/共にベニチオ・デル・トロ主演)、脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作品となる「Synecdoche, New York」(アメリカ/フィリップ・シーモア・ホフマン主演)がコンペティション部門に選ばれた。
中でも注目は、イーストウッド監督のスリラー「チェンジリング」。1920年代のロサンゼルスを舞台に、息子を誘拐され、何者かの子供と取り替えられてしまった母親(ジョリー)が、自分の子供を取り戻すために腐敗した警察や市の官僚らを相手に戦いを挑むという物語だ。イーストウッド監督は過去4度コンペ部門に出品されているが、パルムドール(最高賞)を受賞しておらず、今回が5度目の挑戦。今年のコンペ部門審査委員長はショーン・ペン(「ミスティック・リバー」)だけに、ビッグチャンス到来か。
他の主な有力作品は、ビム・ベンダース監督(「パリ、テキサス」)のロマンチックスリラー「The Palermo Shooting」(ドイツ/ミラ・ジョボビッチ&デニス・ホッパー主演)、アルノー・デプレシャン監督の家族連帯のドラマ「Un Conte de noel」(フランス/カトリーヌ・ドヌーブ&マチュー・アマルリック主演)、ジャ・ジャンクー監督の「24 City」(中国)、アトム・エゴヤン監督の「Adoration」(カナダ)、ウォルター・サレス&ダニエラ・トーマス監督の「Linha de Passe」(ブラジル)、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督(「ロゼッタ」「ある子供」)の「The Silence of Lorna」(ベルギー)。
コンペ外招待作品には、スティーブン・スピルバーグ監督の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(アメリカ)、ウッディ・アレン監督の「Vicky Cristina Barcelona」(アメリカ=スペイン)など。ミッドナイト上映作品には、エミール・クストリッツァ監督(「アンダーグラウンド」ほか)のドキュメンタリー「マラドーナ」(スペイン=フランス)など。
日本関連では「ある視点」部門に、ポン・ジュノ、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックスの3監督のオムニバス「TOKYO!」(香川照之、蒼井優、加瀬亮、妻夫木聡出演)と、黒沢清監督の「トウキョウソナタ」(香川照之&小泉今日子主演)が選ばれている。
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