「ラスト、コーション」6部門!アジア映画賞ノミネート発表
2008年1月21日 12:00

[映画.com ニュース] 香港国際映画祭の一環として昨年創設された、第2回アジア映画賞(亞洲電影大獎)の全12部門のノミネートが1月17日に発表された。
最多の6部門でノミネートされたのは、作品・監督・主演男優(トニー・レオン)・主演女優(タン・ウェイ)・脚本・音楽賞で候補になったアン・リー監督の台湾・中国・アメリカ合作映画「ラスト、コーション」(2月2日公開)と、作品・監督・主演男優(ジェット・リー)・撮影・編集・視覚効果賞で候補になったピーター・チャン監督の中国・香港合作映画「The Warlords(投名状)」だった。後者は他にアンディ・ラウ、金城武共演で、チェン・チェ監督の傑作「ブラッド・ブラザース」(73)でも描かれた19世紀の太平天国の乱を描いた史劇アクションだ。
日本映画関連では、周防正行監督作「それでもボクはやってない」が作品・監督・主演男優(加瀬亮)・脚本賞の4部門、松岡錠司監督作「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」が主演男優(オダギリジョー)・主演女優(樹木希林)・助演男優(小林薫)賞の3部門、山崎貴監督作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」が助演男優(堤真一)・助演女優(薬師丸ひろ子)・視覚効果賞の3部門で候補になった。
昨年の第1回では、ポン・ジュノ監督作「グエムル/漢江の怪物」が作品・主演男優(ソン・ガンホ)・脚本・撮影賞の4部門で受賞。「嫌われ松子の一生」の中谷美紀が主演女優賞を獲得している。
第2回アジア映画賞授賞式は3月17日、香港の會展(コンベンションセンター)で行われる。主要部門のノミネートは以下の通り。
「ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた」(イラン)
「それでもボクはやってない」(日本)
「ラスト、コーション」(台湾・中国・アメリカ)
「シークレット・サンシャイン」(韓国)
「The Sun Also Rises」(中国・香港)
「The Warlords(投名状)」(中国・香港)
ピーター・チャン、「The Warlords(投名状)」(中国・香港)
チアン・ウェン、「The Sun Also Rises」(中国・香港)
アン・リー、「ラスト、コーション」(台湾・中国・アメリカ)
イ・チャンドン、「シークレット・サンシャイン」(韓国)
周防正行、「それでもボクはやってない」(日本)
ルー・チャン、「Desert Dream」(韓国・フランス)
ジャック・カオ、「God Man Dog」(台湾)
加瀬亮、「それでもボクはやってない」(日本)
トニー・レオン、「ラスト、コーション」(台湾・中国・アメリカ)
ジェット・リー、「The Warlords(投名状)」(中国・香港)
オダギリジョー、「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」(日本)
ソン・ガンホ、「シークレット・サンシャイン」(韓国)
ジョアン・チェン、「The Home Song Stories」(シンガポール・オーストラリア)
チョン・ドヨン、「Secret Sunshine」(韓国)
樹木希林、「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」(日本)
ディーピカ・パドコネ、「Om Shanti Om」(インド)
タン・ウェイ、「ラスト、コーション」(台湾・中国・アメリカ)
チョン・ホジン、「Skeletons in the Closet」(韓国)
小林薫、「東京タワー/オカンとボクと、時々、オトン」(日本)
マリオ・モウラー、「Love of Siam」(タイ)
スン・ホンレイ、「Mongol」(モンゴル・カザフスタン・ドイツ・ロシア)
堤真一、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(日本)
ジョアン・チェン、「The Sun Also Rises」(中国・香港)
コン・ヒョジン、「Happiness」(韓国)
キム・ヘス、「Skeletons in the Closet」(韓国)
アピーニャ・サクジャロエンスック、「Ploy」(タイ)
薬師丸ひろ子、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(日本)
オー・キンイー&ワイ・カーファイ、「The Mad Detective」(香港)
イム・サンスー、「The Old Garden」(韓国)
ペン・タオ、「Little Moth」(中国)
ジェームズ・シェイマス&ワン・フイリン、「ラスト、コーション」(台湾・中国・アメリカ)
周防正行、「それでもボクはやってない」(日本)
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