「市民ケーン」が再びAFIオールタイムトップ100第1位に
2007年6月25日 12:00
[映画.com ニュース] アメリカ映画協会(AFI)が、映画生誕100年を記念した98年に続いて、「オールタイムトップ100(10周年版)」を6月20日に発表。前回に続いて、オーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」(41)が第1位に輝いた。
大きく順位をジャンプアップさせた作品は、マーティン・スコセッシ監督の白黒ドラマ「レイジング・ブル」(80)が98年の前回24位から今回4位へ、アルフレッド・ヒッチコック監督のスリラー「めまい」(58)が61位から9位へ、チャールズ・チャップリン監督のサイレント映画「街の灯」(31)が76位から11位へ、ジョン・フォード監督の西部劇「捜索者」(56)が96位から12位へ。一方で、前回39位だった「ドクトル・ジバゴ」(71)、53位だった「アマデウス」(84)などが圏外へ消えた。
こうした順位の変動は、映画メディアがVHSからDVDへ変化したことが大きな要因だと考えられる。トップ100には、スティーブン・スピルバーグ監督作品が5本、アルフレッド・ヒッチコック、ビリー・ワイルダー、スタンリー・キューブリック監督作品がそれぞれ4本ランクイン。ロバート・デ・ニーロとジェームズ・スチュワートの主演作が5本ランクインした。なお、このトップ100は、映画監督、俳優、映画評論家など1500人があらかじめピックアップされた400本の中から投票した結果を集計したもの。
トップ10は以下の通り(製作年/98年順位)──1位「市民ケーン」(41/→1位)、2位「カサブランカ」(42/▲2位)、3位「ゴッドファーザー」(72/▼3位)、4位「レイジング・ブル」(80/▲24位)、5位「雨に唄えば」(52/▲10位)、6位「風と共に去りぬ」(39/▼4位)、7位「アラビアのロレンス」(62/▼5位)、8位「シンドラーのリスト」(93/▲9位)、9位「めまい」(58/▲61位)、10位「オズの魔法使」(39/▼6位)。
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