「嫌われ松子」の中谷美紀、アジアNo.1女優に!
2007年3月23日 12:00

作品賞は、ポン・ジュノ監督の韓国映画「グエムル/漢江の怪物」。惜しくも山田洋次監督の「武士の一分」は受賞はならなかった。また「グエムル」のソン・ガンホが男優賞に輝き、「明日の記憶」の渡辺謙も受賞を逃した。監督賞は、06年ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した「三峡好人」(中国)のジャ・ジャンクーだった。
他の各賞は──脚本賞は「Men at Work」(イラン)、撮影賞は「グエムル」(韓国)、美術賞は「女帝/エンペラー」(香港/中国)、音楽賞は「Opera Jawa」 (インドネシア/オーストリア)、編集賞は「Syndromes and a Century」(台湾/オーストリア/フランス)、視覚効果賞は「グエムル」。「グエムル」は4冠に輝いた。
授賞式には、フランスの映画監督リュック・ベッソンをはじめ、ミシェル・ヨー、トニー・レオン、アンディ・ラウ、Rain(ピ)、パク・チャヌク監督などなどアジアの才能がかけつけた。今年が第1回の開催だが、いずれは欧州におけるヨーロッパ映画賞のような位置づけになっていくものと見られている。
なお、香港国際映画祭は16本のワールドプレミア上映が行われ、4月11日まで開催される。3月21日は反町隆史主演の「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のプレミア上映会が行われ、「フルタイムキラー」(01)で反町と共演した香港の大スター、アンディ・ラウが激励に訪れた。
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